鍼灸と糖尿病について

鍼灸と糖尿病について

鍼灸と糖尿病の治療について

糖尿病で出ている症状も鍼灸で緩和させることができるかもしれません

 

鍼灸について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

さて今回は鍼灸と糖尿病の症状についてお話します。
内科的な疾患に対応できるのが鍼灸の特徴ですが、糖尿病もその一つです。

お腹を緩めることや東洋医学的な考えを使うことで症状の改善を図れます。
特に糖尿病で起きやすい症状と言えば、腎臓・目・神経の症状です。
どれも二次的に起こるものなので、次第に進行していくのが特徴です。

先日、糖尿病の患者さんが来院し内科的な治療としびれの改善を望んでいました。
数値は落ち着いているが二次的に起こる症状が辛いとのことでした。

全体的な調節とお腹を緩ますこと、さらにしびれに対する施術を行いました。
まだ治療は終わっていませんが症状がどのように変化したかを説明していきたいと思います。

 

①鍼灸でお腹を緩ます

内科的な疾患を持つ方はだいたいお腹に張り感があります。
これは内蔵の機能が落ちてしまうことで、周りの筋肉がサポートするために起こります。

糖尿病の場合だとおへその周りや右上部のお腹が張りやすくなり、
鍼灸の反応点として現れてきます。

針やお灸を使って刺激することで緩ますことが可能ですがそれだけでは不十分です。
お腹と足は繋がりがあるので、足のツボを使うことで相乗効果を生ませます。

特に五臓六腑の中の「脾」と言われるツボは糖尿病に対して効果的です。
脾経のツボのラインとお腹を直接鍼灸で刺激することで緩みます。

しかし、内科的な疾患なので機能が回復するまで時間を要し、
緩みは戻る力が働くので何回かの治療は必要です。

 

②ツボを使ってしびれを改善させる

糖尿病に起こりやすい二次的な症状として手足のしびれがあります。
常にしびれている状態なので日常生活にも支障を与えます。

しびれに対しては腕のツボを使うことで症状の改善を図ります。
これも東洋医学で「脾」と関連する経絡を使用します。

お灸を直接、しびれているところに行うのも効果的です。
鍼灸としびれは相性がいいので症状の改善を望めると思います。

 

この方は今も治療をしていますが、しびれが改善し喜んでいられます。
さらに、お腹の緩みも出てきてので糖尿病の数値が安定することを期待しています。

このように内科的な治療も鍼灸では可能なので、お悩みの方は一度お試しください。

 

ブログ著者:副院長 高瀬由秀
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