横浜で鍼灸を受けるなら。羅針堂鍼灸整体院は腰痛やヘルニア、不妊治療を専門とした鍼灸院となりますが、自律神経や内臓疾患など幅広く症状の対応を致しますので諦める前に1度ご相談下さい。

横浜市鶴見区で痔にお悩みなら当院へ

痔とは?

痔と聞くと中年男性に多いと感じる人も少なくないと思いますが、実は成人の半数以上が患っていると言われるくらいポピュラーな病気です。
実際は10代~20代の人も多く、男女差はほとんどないので女性の罹患率も高くなっています。

「痛い」「出血がある」というイメージが強いですが、様々な症状や病気のリスクがありますのでしっかりと知識をつけて原因やケアを知っていきましょう。

 

痔の種類・メカニズム

痔には大きく分けて3種類あり、それぞれの症状とメカニズムは異なります。

①いぼ痔(痔核)

いぼ痔は名前の通り、肛門部分にいぼ状の腫物ができる状態であり、肛門の内側にできるものを内痔核、肛門の外側にできるものを外痔核と呼びます。
主に、排便時のいきみや硬い便によって肛門内の内圧があがり、血液循環が悪くなることで張れを作ってしまいます。
これは肛門内の静脈(毛細血管)がうっ血し、肛門に負荷をかけてしまうために起こります。

 

②切れ痔(裂肛)

切れ痔は肛門付近の皮膚が破けてしまった状態を指し、その現象からさけ痔と言われることもあります。
便秘による硬い便の通過や肛門部の血液循環が悪くなることで起こり、肛門の外側の皮膚には感覚神経が豊富に通っているため強い痛みを生じます。

切れ痔は女性に多いと言われていますが、これは過度なダイエットや便秘が原因とされています。
食事量を減らすと便意が催されにくくなり腸内で便は酸化し便秘傾向になります。
さらに、女性は便を我慢する場合が多いため、ますます便秘になり切れ痔の要因となってしまいます。

切れ痔は排便の時に強い痛みを伴うため、便意をここでも我慢し便秘になる。そして出た時には切れ痔となって痛みが生じるという悪循環を回るというリスクもあります。

 

③痔ろう

痔ろうとは腸と皮膚を繋ぐトンネルができてしまう痔のことを指します。
主に肛門周辺に膿が溜まってしまうことで慢性化した状態が痔ろうとなって現れます。

痔ろうの原因は細菌が肛門部に入り込むことで、通常は便が入らないしくみになっていますが、下痢などの柔らかい便や水溶性の便の状態が続いたときに入ってしまうという仕組みです。

免疫力が落ちている時は皮膚の状態も脆くなり、膿が皮膚に侵入することでトンネルができてしまい痔ろうとなります。

 

【痔の原因】

①ストレス・過労

最近では多くの方がストレスを抱えながら生きていますが、痔にとってストレスはいい物ではありません。
ストレスの影響を受けやすい自律神経は大腸の働きをコントロールしている神経になります。
ストレスによって自律神経を乱すことで、排便に必要な腸の蠕動(ぜんどう)運動が起こりにくくなり便秘が加速します。

また、ストレスが溜まることで免疫力も低下し、肛門部の細菌感染が痔の原因にもなることがあります。

 

②冷え

身体が冷えると全身の血流は悪くなりますが、もちろん肛門の血流も不足しがちになり、痔の原因となります。
主に肛門の静脈がうっ血し始めることで皮膚の状態が脆くなったり、膿を形成しやすくなります。

また、痔になってしまった後も冷えは症状を悪化させる要因となりますので注意が必要です。

 

③運動不足

デスクワークなどの同じ姿勢を長時間とることで血行不良が起き痔になるリスクを高めます。
立ち仕事の方も血液の循環が悪い場合は同様です。

運動を定期的にすることで血流が良くなり、肛門への血液も増え痔のリスクを下げてくれます。

 

④辛い物が好き

唐辛子などはお腹の中で完全に消化されることがなくそのまま排出されることが多いです。
そのため、排出の際に肛門の粘膜を傷つけ痔になるリスクを高めてしまいます。

これはいぼ痔や切れ痔に繋がることが多く、摂り過ぎには注意が必要です。

 

⑤アルコール・タバコ

アルコールは一見血流を良くするように思いますが、一時的なもので反対に心臓に返す血液が肛門に溜まりやすくなって痔のリスクを高めます。
これが肛門部のうっ血を起こし痔に繋がってしまいます。

また、タバコは成分に含まれるニコチンが血流を悪くするため痔の要因になります。
ニコチンには強い血管収縮作用があるため、身体全体の冷えを招くので他の疾患にもかかりやすくなります。

 

⑥便秘

便は腸内に長い時間あることで酸化し硬くなる性質を持っています。
これが便秘になる要因の1つで、硬くなった便は排出の際に粘膜を傷つけ痔を引き起こします。

特に女性は便を我慢する傾向にあるため、切れ痔の割合が高くなります。

 

痔の種類と症状

いぼ痔(内痔核・外痔核)

内痔核は粘膜の内側にできるものになりますので出血はありますが痛みはほとんど感じません。
外痔核になると血栓ができるため痛みを感じるようになります。
内痔核は放置してしまうと外に飛び出す恐れがあるため早めの処置が大切です。

 

切れ痔

排便時に強い痛みとトイレットペーパーに付く程度の出血があります。
便が硬かったりキズが広がると出血量が増え、治癒が遅くなってしまいます。

 

痔ろう

痔ろうは膿が溜まった状態が続くと、ズキズキとした痛みや40℃近い高熱を発症します。
溜まった膿が出ると症状は楽になりますが、トンネルができているため膿は溜まり続けてしまいます。

 

痔と間違えやすい病気

大腸ガン

大腸ガンは痔と同様に肛門から出血を伴うため間違いやすい疾患です。
さらに、ガンの初期では便に出血が混じる程度なので肉眼で確認できないほどの量です。
痔は鮮血で大腸ガンは暗赤色と言われますが、一般の方はなかなか見分けがつかないので病院の診察をおすすめします。

 

 大腸ポリープ

大腸ポリープは特に症状がなく、診察で偶然発見されることも少なくありません。
見た目から内痔核と間違いやすいことが多いとされています。
ポリープは症状が進行すると出血や痛みを伴います。

 

潰瘍性大腸炎

潰瘍ができているところから出血することから内痔核と間違われることが多くなっています。
下痢、腹痛、発熱も起こる疾患です。

 

病院で鑑別診断を受けましょう

1番大切なことは自分の肛門からの出血の原因が何なのかしっかり鑑別することです。

痔なのか?痔ろうなのか?はたまたその他の疾患の影響によるものなのか?しっかりと知る必要があります。

たかが痔だと思い放っておくと、手術や最悪命の危険性もあるので早めに病院で受診をするようにしましょう!

 

体質と痔を東洋医学的に分析

 

病院での鑑別が終わったら、当院で東洋医学的な分析をしていきます。

痔でもそれぞれ原因が異なり、それによって治療方針が決まるので、痔の症状やその他にどのような症状があるのか調べていく必要があります。

大きな分類としては以下の通りとなりますので、参考までに御覧いただければと思います。

 

①乾燥による痔

東洋医学では燥結(ソウケツ)と言ったりもしますが、身体の水分またはお腹の周り(腸)の水分が不足している場合に起こります。
肛門から便を排出する時に肛門周りに潤いがあるからスムーズに排便出来ますが、肛門に潤いがないことで亀裂が入りやすくなってしまいます。
身体に起こる特徴としては、便が硬かったり、コロコロとした便(兎糞)であったり、便秘気味の傾向があります。
また、水分が少ないので排尿の際は尿は少なく色が濃いことも特徴と言えます。
その他にも、口の中が乾きやすい、お腹が張りやすいなどの症状も出てきます。

 

 ②余計な水分が溜まっていることで起こる痔

東洋医学では痰湿(たんしつ)と言いますが、水分代謝が悪くて身体の中がべちょべちょの状態のことを言います。
水分代謝が悪くなると水は濁り熱を生むようになります。
その熱が腸の働きを低下させたり、皮膚や粘膜にも影響をもたらし痔になります。
身体に起こる特徴としては、排便後にスッキリ感がなく、逆に疲れたような重い感じがします。
また、余計な水分をまとっているので常に身体がだるい感じがあったり、お腹は張るような感覚があり食欲も低下するのが特徴です。

 

③気や血が滞ることで起こる痔

東洋医学では気帯や血瘀(ケツオ)と言ったりしますが、気や血は常にめぐり続けているのですが、なにかしらの影響で滞ってしまう状態を言います。
排便時に滞っていた血が一気に出てくるので出血量も多く、痛みも強いのが特徴です。
また、痔核の影響で排便がスムーズにおこなわれず残便感が残ることもあります。

 

④気が不足して起こる痔

東洋医学では気虚と言ったり、この場合は気虚下陥と言い、身体の気が不足することで内蔵の機能低下や筋肉による支えがなくなったりして、下に内蔵が落ちてきたりします。
気虚による痔の場合、便を押し出す力が弱く、うまく排泄することができなかったり、出血と一緒に脱肛をする可能性もあります。
また、ちょっとしたことで疲れやすかったり、食欲不振、顔色が白く血行が悪く見えることが特徴となります。

 

体質と痔ろうを東洋医学的に分析

①実熱(じつねつ)による痔ろう

余計な熱が溜まりすぎて起こる痔ろうで、黄色の膿が出てきたり腫れや熱感が強く、痛みも強いのが特徴となります。

急激に発症して激痛が起こりますが、治るのも早いので少し耐えることができれば回復します。

発症初期は急激に熱を持つので寒気(悪寒)や発熱が出てきたり、その他の症状としては口が乾く・尿が濃いなどの熱による症状が多数出てきます。

 

②虚熱(きょねつ)による痔ろう

陰陽のバランスが崩れてしまい、陰が不足することで産まれてしまった熱の影響で起こる痔ろうになります。

臭いのある膿がでるのが特徴で、顔のホホが赤くなっていたり、寝汗が強かったり、日中のだるさ・倦怠感なども出てきます。

 

③虚寒(きょかん)による痔ろう

身体が冷えたことにより起こる痔ろうになり、色はうすい膿が慢性的に出るのが特徴です。

冷えによる症状が多く、全身の冷えや顔が白く血色が悪い、疲れやすいなどの症状がでてきます。

 

これらの分析をもとに治療方針を組み立てる

まずは、痔なのか痔ろうなのか鑑別していく必要があります。

病院でしっかり検査を受けるというのが大前提になってきますが、病院での鑑別をもとに東洋医学的観点から治療方針を決めていくことで、高い確率で症状の改善されます。

当院にくる方の多くが半年から1年近く痔に悩まされていた方ばかりです。

 

痔に対する鍼灸の有効性

先ほどもお伝えしたタイプ別の痔の要因として「乾燥」「熱」「冷」「痰湿」となります。

血の中には「潤す」「温める」作用があるので、血を必要なところに送ってあげれば良いのです。

また、「熱」に対しては逆に全身に散らばしてあげることで改善されますし、「痰湿」は不必要な水分は尿や汗から出すようにしてあげれば良いのです。

鍼灸は気血などを巡らせるにはとても有効な手段と言えます。

 

痔に有効な鍼灸で使われるツボもあります

痔に有効なツボがいくつかあり、よく使われるのが「百会」「長強」「腰兪」「承山」などで、針とお灸を組み合わせてツボに刺激を入れていきます。

これらに加えて、痰湿であれば「豊隆」や「陰陵泉」を使うなど、体質や現在出ている症状に合わせてツボを決めて治療をおこなっていきます。

 

日常生活で意識すること

日常生活での意識を高めることで痔の改善だけでなく再発予防にも繋がりますので、以下の内容に対して今日から意識してみましょう!

 

 食事内容に気を付けましょう

特にアルコールや脂の多い料理や辛いものばかり食べていたりすると痔のリスクが高くなります。

また、身体を冷やすアイスやジュースの飲みすぎにも注意しましょう!

 

ウォシュレットの当てすぎ・お尻の拭きすぎに注意しましょう

 

ウォシュレットを当てすぎたり、拭き過ぎたりすることで肛門に大きな負担がかかるので気を付けましょう。

ウォシュレットは20秒以上当てないことで負担が和らぎます。

 

疲労やストレスを溜めすぎないようにしましょう

 

20分程度のジョギングなどの適度な運動や睡眠を意識するだけでもこれらの解消に繋がります。

1番はご自身が熱中できる趣味を見つけることですね。

 

便秘の原因を探る

便秘が続くと痔になりやすいので、便秘の原因を探り解消していくことが大切です。

便秘の方はこちらも参考にしてみてください。

横浜市鶴見区で便秘でお困りなら

当院でも便秘の治療をしておりますのでご相談下さい。

 

まとめ

私も痔の経験をしたことがあるので、あなたの辛さが本当によく分かります。

排便時に踏ん張るのが辛かったり、お尻を拭くのが辛かったり、ウォシュレットの水圧を弱にしないと痛かったりしますし私の場合、長時間座っているのも辛かったのを覚えております。

私も半年以上悩んでいたのですが、師匠に鍼灸で治してもらいました。

ちょっと恥ずかしくて相談しづらいと思いますし、そのうち治るだろうと思っている方も多いのではないでしょうか?

ですが、鍼灸をおこなうことで治るスピードは格段に早くなりますので、もし良ければ1度ご相談ください。

あなたの痔を1日でも早く改善させるようにサポートしていきたいと思っております。


羅針堂鍼灸整体院