ヘルニアに鍼ってどうして良いの?

ヘルニアと鍼

こんにちは。
今日はヘルニアに対する鍼の効能について説明したいと思います。

当院は病院や接骨院で良くならなかったヘルニアの最後の砦として利用される方がほとんどです。
どうにかしてこの痛みやしびれを取りたいとすがる思いで来る場合が多いのでプレッシャーを感じています(笑)
でも確実に回復するので一度鍼灸を試してもらえるといいかと思います。

ヘルニアに対する鍼灸の効果

①骨を支える筋肉の緊張をほぐす

ヘルニアになると痛みをかばうことと無意識に組織の周りを支える働きで筋肉(腰回り)は緊張します。
鍼をおこなうことで緊張はほぐれやすく、痛みも軽減していきます。
足のしびれも辛いですが、ヘルニアの初期は激しい腰痛があるので鍼で腰痛を緩和するだけでも身体は楽になります。

②神経に対して直接アプローチ

鍼の特徴として過敏になった神経の症状を抑えることができます。
特にヘルニアに対しては電気鍼(パルス治療)が効果的で、鍼の先から電気を流すことによって神経に作用します。
痛みが強い初期の症状から足のしびれだけになった後期の症状まで幅広く対応できます。

③血流を良くして回復を早める

ケガや痛み全般の症状に対して血流を良くすることは回復を早める一つの要因になります。
ヘルニアにも同様で、足や腰に血液を送ってあげると血液内の成分に治す働きの組織が活発になります。
鍼以外にもお灸は血流を回復させるのに長けているので組み合わせて治療していくといいでしょう。

④筋膜の緊張を緩める

最近、筋膜という言葉を耳にすることがあるかと思います。
筋膜は筋肉を包んでいる膜のことで、筋肉が硬くなると筋膜も硬直し動きを制限したり痛みを伴うことがあります。
筋膜は身体の足から頭にかけて全身に繋がっているルートがいくつかあり、痛みが出ている場所から離れたポイントを狙うことで緩んでいきます。
大昔に考えられたツボも筋膜の流れに沿っていることがあるので治療には欠かせない考え方の一つです。

 

このような効果からヘルニアに対する鍼灸治療をおこない改善を目指していきます。
腰痛や肩こりなどの疾患よりも改善に少し時間はかかりますが、必ず良くなるので受けてみてください。

その方に合った治療をご提案させていただき、オーダーメイドの施術をおこなっています。
カウンセリングではあなたの体質も詳しく探り治療に役立てていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

らしんどう鍼灸整体院 高瀬