目次
羅針堂鍼灸整体院が実際におこなっている椎間板ヘルニア治療についての説明と、鍼灸と整体を組み合わせて施術をおこなっておりますので、それぞれの手技について記載していきたいと思います。
腰椎ヘルニア、頚椎ヘルニアの施術
腰椎ヘルニアと頚椎ヘルニアの施術について詳しく知りたい方はこちら。
実際に当院をご利用された方の症例も記載しております。
ヘルニア治療
近年ではヘルニアは自然治癒でも治すことができ、痛み自体は最終的に消えるので手術はする必要がないと言われていますが、数ヵ月~1年以上痛みが継続することもあります。
当院では、鍼灸や整体を行うことで自然治癒能力を高め、治るまでの期間を大幅に短縮させることが出来ます。
また、ヘルニアになっている周りの筋肉は硬くなっておりますが、それらの筋肉をほぐすことで痛みや痺れを緩和させることもできるので、日常生活も楽に過ごせるようになります。
鍼(針)の特徴
鍼はヘルニアに対してすごく効果的ですが、どのような特徴があるのかお伝えしていきたいと思います。
1鍼ヘルニア周辺の細かい筋肉にアプローチ
背骨の際には細かい筋肉が無数にあり、その筋肉が硬くなることで背骨と背骨との隙間が狭くなり、ヘルニアの症状を助長させてしまいます。
鍼でそれらの細かい筋肉を緩めていくことで、狭くなっていた背骨と背骨との空間が広がり、ヘルニアの症状を緩和させることが出来ます。
2神経症状を抑える効果がある
ヘルニアの特徴として、お尻から下半身の痺れ(坐骨神経痛)や肩から上半身の痺れが出るのが特徴ですが、鍼を身体の中に刺していくことで神経に対してダイレクトにアプローチをすることが出来ます。
3鎮痛物質の分泌を促す
鍼をすることで、痛みを抑えるために鎮痛物質であるエンドルフィンの分泌を促します。
そのため、ヘルニアの影響で出ている強い痛みを抑制、緩和させることが出来るのです。
お灸の特徴
鍼に続き、お灸もヘルニアを治すのに効果的な働きをするので、どのような特徴があるのかお伝えしたいと思います。
1マクロファージを局所に多く集める
お灸は血管を広げる作用があり、血管の中にマクロファージが点在しております。
そして、マクロファージは椎間板の飛び出しているヘルニアの部分を除去する働きがあり、除去することで神経の圧迫などを緩和し症状の改善に繋がります。
2新鮮な血液を炎症部分に送れる
痛みがあるということは炎症が起きているということになりますが、炎症を早く抑えるためには新鮮な血液を送り続ける必要があります。
お灸を定期的に行うことで、局所に新鮮な血液を送り炎症を早く引かせることが出来ます。
整体の特徴
鍼灸に合わせて整体(マッサージ)を組み合わせておりますので、どのような効果や特徴があるのかお伝えしたいと思います。
1全身のバランスをとりやすい
鍼灸と比べて深部の筋肉へのアプローチには向いていませんが、全身の筋肉や姿勢のバランスを整えるのに向いています。
鍼灸をした後に整体で、関節の可動域や筋肉の柔軟性などを高めることで、日常生活での腰や首の負担を軽減させることが出来ます。
2大きい筋肉を一気に緩められる
鍼灸でコツコツと緩めることももちろん出来ますが、大きい筋肉は整体で一気に緩めることが出来ます。
緩めきれないところは鍼灸で仕上げとしてアプローチをすると効果的です。