頚椎ヘルニアを早く治したいのであれば○○を自分でほぐそう

頚椎ヘルニアのセルフケア

今回は今現在、頚椎ヘルニアで悩まれている方のために、ご自身でできるセルフケアをご紹介したいと思います。

このセルフケアの場所は、私が実際に鍼灸治療でもアプローチして症状の緩和しているところになるので、是非ご自身でも頑張って取り組んでいただければと思います。

 

頭をほぐそう

首と頭は密接な関係となっており、首が硬くなると必然的に頭も固まりやすくなります。

その理由として「皮膚」が関係しています。

皮膚は固くなると「縮む」性質があり、頭の皮膚が固くなると縮んでしまい、その影響で首の皮膚も頭の方へと引っ張られてしまいます。

皮膚は余裕(ゆとり)があることで、首を動かしてもスムーズに動かすことができるのですが、皮膚にゆとりがないと首の動きに制限がかかり動かしづらくなります。

特に頚椎ヘルニアになっている時に無理矢理動かしてしまうと、炎症が強くなる要因となってしまいます。

 

頭をほぐすことで「首の負担減少」+「首の可動域アップ」

頭をゆっくり満遍なくほぐしましょう。

イメージ的には頭を洗うような感覚で、両手の10本の指に力を入れながら、ゆっくりと圧を加えてあげます。

特に「後頭部」は神経が首とも繋がっているので、血流促進や首の筋肉を緩めるなど首へ良い影響を与えることができますし、定期的におこなうことで頚椎ヘルニアを早く治す効果にも期待できます。

 

ホホをほぐそう

続いて、ホホをほぐしていきましょう。

ホホをほぐすことで得られるメリットは大きいので是非やって欲しいと思います。

 

ホホをほぐして「首の前の筋肉を緩める」「首の位置をフラットにする」

首の位置を整えるのにホホをほぐすのにとても効果的です。

ホホをほぐすことで「首の前の筋肉を緩める」ことができ、首の前の筋肉が緩むことで前に出ていた首の位置がフラットになります。

首が正しい位置にあることで、首の負担も軽減されて頚椎ヘルニアの症状の緩和にも繋がりますし、猫背予防になるので、肩や背中も凝りにくくなります。

 

ホホをほぐす時はあまり力を入れなくても大丈夫なので、指でゆっくりと円を描くように揉むようにしてみてください。

特に「顎関節症」や「かみしめる癖・歯ぎしり」などのお悩みがある場合、「アゴ由来の頚椎ヘルニア」の可能性があるので、これらの症状がある方には非常に効果的と言えます。

 

まとめ

以上の2つ、「頭」と「ホホ」を緩めることにより、頚椎ヘルニアの症状軽減や再発予防にも繋がります。

今回、知っていてもらいたいことは、痛みが出ているところ以外からもアプローチすることができ、首と関連の深いところはいくつもあります。

首の周りを整えてあげることで、首への負担が減りますので是非試してみてくださいね。

 

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