こんにちは。
さて今日も腰痛関連のブログになります。
腰痛の中では比較的認知度の高い腰椎椎間板ヘルニアについて説明していきたいと思います。
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腰椎椎間板ヘルニア
みなさんはヘルニアになりやすい人はどんな人だと思いますか?
なんとなくですがスポーツをやっている人だとか重いものを良く持つ人男性というのが思い浮かぶ人が多いように感じます。
それは正解で男女比でいえばやはり男性のほうが多いです。好発年齢も20~40代が多いですが、高齢になってもちょっとした拍子になってしまうこともあります。
しかし、おおよそ共通しているのが「姿勢が悪い人」です
もちろん先に述べたスポーツや重いものをよく持つ人はなりやすいです。その中でもやはり姿勢が重要になっています。
その他にも喫煙者は非喫煙者に比べヘルニアになりやすいという統計もあるようです。また。遺伝性もあるという研究結果もあります。
腰椎椎間板ヘルニアの病態と症状
では腰椎椎間板ヘルニアとはどのような病態か書いていきます。
まずヘルニアとは「脱出」という意味があります。ラテン語だそうです。
腰椎の椎間板の髄核が脱出し、神経を圧迫することで痛みや神経痛を誘発します。
髄核はゼリー状の為、衝撃や強い負荷がかかると飛び出してしまいます。
またヘルニアにはタイプがあり脱出のしかたや量、部位によっても症状は変化していきます。
・突出型
・靭帯下突出型
・経靭帯脱出型
・遊離脱出型
の4タイプです。
部位に関してはよくヘルニアになりやすい3つを紹介します。
・腰椎4番(Ⅼ4)
おしり、腿の裏外側、すねの前側、足背の内側に神経痛
ふくらはぎ内側、足指の内側に感覚障害
・腰椎5番(L5)
おしり、足全体の外側、足背の神経痛
ふくらはぎ下部外側、1~2趾、足背の感覚障害
・仙椎1番(S1)
おしり、足全体の後面、足部の外側の神経痛
ふくらはぎ、足部外側の感覚障害
と、簡単ではありますがこのような症状がでます。
腰痛ももちろん出ますが、ヘルニアの特徴としては下肢への神経症状がでることがわかりますね。
ヘルニアの治療方法
治療方法としては
整形外科の場合軽度から中等度の場合は保存療法がメインになっているようです。
薬物療法、理学療法、神経ブロックなどがあがります。
ヘルニアが重篤または保存療法に効果がない場合は手術療法を行うようです。
いろいろ種類がありますが今回は割愛します。
手術でよくなる方もいるようですが、脊柱管狭窄症と同様に完全に痛みがとれることは少ないようです。
また再発する方もいるとのことです。
当院の施術方針
では当院ではどのような施術を行っていくのか紹介します。
基本的には脊柱管狭窄症と同様に局所への施術です。局所周囲に鍼またはお灸をすることで血流を良くし、突出または脱出している髄核が身体に吸収される速度を向上します。
と、いうのもヘルニア事態はほとんどの場合自然に治癒するものなのです(高齢だと自然治癒の可能性は下がる)。ヘルニアがなくなっても痛みが続くのはヘルニアが起きた周囲の組織(筋・靭帯。神経)に炎症が残ったり、緊張が残ってしまうことが多いからだと思います。
よって前にヘルニアになったことがある場合でも鍼灸は有効になります。
あとは興奮している神経の走行上への鍼と反応点を施術することで痛みはおおよそ良くなると思います。
そして最初の方に書いた通り、姿勢が悪いとヘルニアになりやすい為、姿勢の改善が必要になってきます。
当院ではしっかりと姿勢改善のサポートをさせてまいります。
まとめ
いかがでしょうか?
いろいろと腰部の疾患を書いてきましたがやはり姿勢は大切です。
今現在腰痛や神経痛がなくても姿勢が悪いといつか痛みが出現してしまうかもしれません。
私が願うのは痛みが出る前に対策を行うことです。
ブログを読んで姿勢の悪い方はぜひ当院に相談してください。
お待ちしております。
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