こんにちは。
最近は腰椎ヘルニアを施術する機会が多いのでどんなものか説明していきたいと思います。
腰痛に悩まされている人に多い疾患といえば「腰椎ヘルニア」ではないでしょうか。さまざまなヘルニアの中でも長期間痛みやしびれなどの症状が出てしまい、中には足がうまく動かせなくなってしまうなど麻痺のような症状が出てしまうこともあります。
そんな腰椎ヘルニアとは具体的にどのようなものなのか?また腰椎ヘルニアと腰痛の関係や対策について説明します。今痛みを感じていて少しでも軽減させる方法を探している方も必見です。
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腰椎ヘルニアとは?
そもそもヘルニアとは本来、体のある一定の場所にある臓器がその場から出てしまった状態をいいます。椎間板ヘルニアは背骨のクッション替わりをしている椎間板が外に飛び出してしまった状態のことをいいます。これが腰の骨にある椎間板で起きてしまったのが「腰椎ヘルニア」になるのです。
この腰痛は日々の生活の中で起きる椎間板の負担が積み重なることで発症します。重いものを持つような仕事をしている人、長時間座ったままや、中腰などの作業が多いと腰にかかる負担はとても大きなものになります。これらの仕事をしている人はしていない人に比べて、3割程度腰椎ヘルニアになる可能性が高くなるといわれています。
もちろん腰に負担がかかるような仕事や生活をしていない人でも腰椎ヘルニアになる可能性はあります。親が腰椎ヘルニアになった病歴のある人などは、遺伝性の腰椎ヘルニアになる可能性もあります。主に20代~50代と幅広い年代に多く、なかには10代で発症してしまう人もいます。
腰椎ヘルニアになってもすぐに症状に結びつかないこともあり、長期間無症状のまま腰椎ヘルニアが縮小してしまうケースもあります。何らかのきっかけで症状が悪化することもありますので、十分に注意しましょう。
腰椎ヘルニアによる腰痛とは?
腰椎ヘルニアは腰痛に悩んでいる人の約5%に当たるといわれています。%だけ見ると少なく感じるかもしれませんが、腰痛の85%はその原因がはっきりとわからずに、適切な治療ができていない場合があります。
腰椎ヘルニアになると手足がしびれたり痛みを伴う病気です。椎間板が飛び出してしまい神経が圧迫されると、その神経の先に痛みを感じるようになります。腰は体の中心に当たりますので、ちょっとした動きでも痛みを感じるようになってしまい、時には動かしにくくなってしまうことがあります。状態によっては首筋や肩甲骨などの周辺に痛みが出てしまうこともあります。
なかには歩行に影響が出てしまう人もいます。痛みが毎日続く人もいれば、急に症状が出てしまう人、徐々に出る場合もありますので連続して痛みが起きている場合や、治ったと思っても何度も繰り返す腰痛は腰椎ヘルニアの可能性がありますので、早めの治療が必要なのです。
腰椎ヘルニアかどうかはどうやって診断するの?治療法は?
腰椎ヘルニアかどうかはレントゲンやMRI検査などを使って診断します。どの程度押されているのか、実際に大きさや形などはMRI検査をしないとわかりません。ただし腰椎ヘルニアがまだ小さな場合は撮影方法によっては写らない場合もあり、腰椎ヘルニアと診断されない場合もあります。
それでも腰痛やしびれなどの痛みが起きていて治療が遅くなってしまうこともあるのです。大抵の腰椎ヘルニアは自然と症状が軽くなるといわれています。一度飛び出してしまった椎間板ヘルニアは完全にもとに戻ることはありませんが、神経に当たらなくなるなどして症状が和らぐこともあります。
そのため薬を使ったり炎症を抑える注射などを使って痛みを軽減させます。ただしなかには症状が3か月以上続いてしまうなど長期間続く場合も考えられます。その場合日常生活に支障をきたすようになってしまいますので、その痛みをすぐに軽減したいのであれば手術などを行うようになります。
腰椎ヘルニアは鍼灸で痛みを軽減できる!
腰椎ヘルニアに即効性があったり小さくするような薬はありません。人によっても痛みの感じ方は変わりますし、姿勢や動きによって神経が圧迫されることによって痛みを強く感じてしまうこともあります。
そんな辛い腰椎ヘルニアは鍼灸で痛みを軽減させつつ、症状が落ち着くのを待つ方法もあります。仕事や私生活が忙しく手術を受ける時間は取れない、手術だとさすがに心配などできる限り日々の生活の中で症状を緩和させたいと思っている人にこそ、鍼灸がおすすめです。
あまりに痛みを強く感じてしまう、手足に力が入りにくくなったり排尿などに影響が出てしまう場合は、そのあとの後遺症などの危険性もありますので早めに病院を受診するのをおすすめします。
まとめ
腰椎ヘルニアは腰痛の5%にすぎませんが、痛みを感じてしまい日常生活に支障が出てしまいがちです。そのままにしていても少しずつ症状が楽になる場合もありますので鍼灸を取り入れながら、なるべく症状が出ないような生活を心がけることが大切です。
これは腰椎ヘルニアかな?と思ったらまずは病院で診断してもらうのが良いでしょう。鍼灸を行うにしてもどの部位にヘルニアが起きているのかがわかると施術はしやすくなります。
また、すぐに病院にいくことがためらわれる方は当院にご相談いただければと思います。
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