こんにちは!
最近逆子で来院する方が増えたので今日は逆子に関する基礎知識などを紹介したいと思っています。
茅ヶ崎で逆子にお悩みなら
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逆子とは?
まず、逆子とはどのような状態なのかから説明していきたいと思います。
通常お腹の中の赤ちゃんは下の方(子宮の出口の方向)を向いています。そうすることで出産の際には頭からでてくる。それが自然分娩です。
しかし、逆子の場合は頭が上になってしまっており、そのまま自然分娩をしてしまうと赤ちゃんの手などが産道に引っかかったりして難産になりやすくなります。
よって逆子での出産の場合は帝王切開を行うことが多くあります。
また、逆子にも種類があり、どのような状態で逆子になっているかで重症度が変わってきます。
逆子の種類
単に逆子と言ってもさまざまな種類があります。
①殿位(でんい)
殿位とはお尻が一番下にある状態で出産時には最初にお尻が出てきます。
②膝位(しつい)
膝位は股関節が伸び、膝が伸びている状態です。出産時には最初に膝が出てきます。
③足位(そくい)
足位とは股関節・膝関節ともに伸びている状態です。出産時には最初に足が出てくる状態です。
④横位(おうい)
これはかなり珍しいパターンでお腹の中で横向きになってしまうらしいです。
上記4つは大まかなくくりであり、もう少し細かくありますが今回は省きます。
詳しくは当院の逆子ページをご覧ください(下の方にリンクを張ります。)。
出産に関して言えば足位がもっとも重篤であり、帝王切開になります。
殿位の場合は自然分娩の可能性もあるようです(そのあたりはお医者様にご相談ください。)。
逆子の原因
逆子の原因に関しては西洋医学的にはまだ解明していないようです。
骨盤の大きさや羊水の量などは統計的に関係はあるようです。
東洋医学的には子宮内の「冷え」が原因と言われています。
子宮内が冷えると赤ちゃんは暖かい場所を求め、体温の高い身体の中心の方向に向いてしまうのです。
でもなんで頭が上なの?と思う方もいると思います。
これは持論ですが、身体が冷えると基本的に体の機能は低下します。それは身体の各臓器にも言えることです。
よって、すぐに命に係わる臓器である脳や心臓などの身体の上部を暖かい方に向けたくなるのではないかと思います。
なので逆子を改善するには子宮を温める必要があります!
そこで出てくるのが鍼灸なのです!
さてここから鍼灸の話をしていきたいのですが、文字数がだいぶ増えたので次回に回したいと思います。
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