こんにちは。
今日は私も施術に使っているシールタイプの鍼、円皮鍼(えんぴしん)について書いていきたいと思います。
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鍼灸でよく使われる円皮鍼
シールタイプの鍼はスポーツ選手なども良よく使っていて、新聞やテレビなどでも取り上げられることがありました。
この円皮鍼は丸いシールの中心に0.3㎜~1.5㎜程度の鍼がついています。
肉眼ではほどんどわからないような鍼なので痛みもなく、貼っていてもわからないほどです。
基本的な使い方としては施術の効果を高め、維持するために施術の最後に貼ってもらい日常生活を普段通りに送っていただきます。
ツボに対して断続的に刺激が入る為、特に効果を維持するのに使われます。
私の個人的な意見ですが効果は長くて3日前後だと思います。
身体が鍼の刺激に慣れてしまう為、それ以上長くはもたないと思っています。
また、シールになっている為、長く貼りすぎると貼った場所がかぶれてしまうことがあるので注意が必要です。
円皮鍼を貼った後の過ごし方
円皮鍼を貼って日常生活を過ごす場合、基本的には気にすることはあまりありませんが、はがした方が良い場合や注意点もあります。
①円皮鍼がチクチクする
関節に近い場所に貼ったりすると中の鍼が動いてしまい、チクチクする場合があります。
この場合はすぐにはがした方が良いでしょう。
②貼った場所や周囲がかゆい、または赤くなってきた
円皮鍼のシールでかぶれている可能性があるのでこの場合も早めにはずした方が良いです。
また、肌がかぶれやすい人は円皮鍼を使う前に施術者に伝えると良いでしょう。
③お風呂ではあまり擦らない
円皮鍼は非常にはがれにくくできていますがお風呂で濡れた状態で擦るとはがれやすいです。
普通に入浴する分には問題ありませんがごしごしと擦るのはやめてください。
他にもなにか身体に異常を感じたらすぐにはがしましょう。
そして施術を行った鍼灸師に状況をしっかりと説明して頂けると助かります。
円皮鍼の注意点
円皮鍼は普通の鍼と違い、シールなので簡単に扱えてしまいます。
また、通販でも普通に買えてしまうので一般の方も購入されている方がいらっしゃいます。
自分で買って自分に使う分には大丈夫ですが、他人に行う場合ははり師の免許証が必要になります。
免許を持っていない人が他人に円皮鍼を使うと法律違反になるので注意してください。
シールタイプでも「鍼」であることに変わりはないので素人の方は取り扱いに十分に注意してください。
まとめ
円皮鍼は使い勝手も良く、効果を維持するために良く使います。
しかし、鍼であることには変わりないので素人が気軽に使うべきではないと思います。
しっかりと鍼灸師の方に身体は見てもらうのが一番です。
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