こんにちは。
「鍼灸には副作用がないと聞いたんですが、本当ですか?」
疑問に思っている方はたくさんいると思います。
なので今日は鍼灸の副作用の話です。
茅ヶ崎で鍼灸院をお探しなら
https://rashindo-mr.jp/shinkyu/
鍼灸の副作用
まず、副作用とは薬に対して使われる言葉です。
意味を簡単に説明すると求められた薬の効果以外におこる薬による身体の不調や症状のことです。
良くあるのが痛み止めを飲んで胃が痛くなったり、荒れたりするのが有名です。
では鍼灸ではどうなのでしょうか?
厳密にいえば副作用はあると言えるでしょう。
しかし、それは副作用なのかどうかと言われれば「副作用は無い」とも言えます。
というのも鍼灸はその人に合わせたオーダーメイドの治療になるからです。
ここが薬と大きくちがうところで薬は患者様一人一人の体質や状態に合わせて作られてはいません。
痛みを止めるために痛み止めがあり、胃腸の弱さがどうなのか?に焦点が当てられていないからです。
そう考えると副作用は無いと言い切れます。
しかし、鍼灸師の実力や考え方によって左右され、なおかつ患者様のオーダーによって変化します。
例えばしっかりと体の状態を判断できなく、身体の状態を悪くする施術を行えば副作用はでやすいと言えます。
また、患者様の体力を考えず強いやり方(鍼の太さや深さ)でやれば内出血や施術した場所が痛くなることもあるでしょう。
そして患者様のオーダーというのが「一時的に痛くなってもいいからしっかりやってほしい。」という場合。
その場合はやはり副作用が出やすいでしょう。
よって副作用が出てもいいという方の場合はしっかりとした施術を行っていきます。
結局のところ患者さまがどうなりたいかで副作用は変化してしまいます。
そうなんです。鍼灸師は必ず施術前に確認をとっているはずです。
「鍼はこわくないですか?痛くないですか?」
「これは火傷をしてしまうお灸です。行ってもいいですか?」
断られた場合は決してやりません。
そうすることで副作用は無くなってしまうのです。
鍼灸で副作用と言われるものと好転反応
①鍼あたり
鍼をさした場所が施術を受けた翌日などにだるくなること
②内出血
鍼をさした場所が内出血を起こす。血液をサラサラにする薬を飲んでいると起こりやすい。
③火傷
透熱灸(肌に直接行うお灸)を行うとなりやすい。基本的にはあまり使わないが逆子の治療の場合は特になりやすい。
以上の3つが良く起こる施術後の症状です。
一見副作用のように見えますが、これは身体が良くなってくる上で必要なことだったりもします。
そしてそのことを「好転反応」と呼びます。
鍼灸は身体をワザと傷つけることで免疫を高め、治していくものになります。
よって上記のことがおこり、それを治していく段階でもともとあった身体の不調を一緒に治すのです。
好転反応がでたあと身体はスッキリすることが多いです。
まとめ
副作用と好転反応、言い方だろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸はオーダーメイド施術です。
もし好転反応が嫌なのであれば次回は刺激量を減らせばよいのです。
薬と違って様々な対応ができるのが鍼灸の最も強い「強み」であると私は確信します。
茅ヶ崎で鍼灸院をお探しなら
https://rashindo-mr.jp/shinkyu/
この記事へのコメントはありません。