こんにちは。
鍼灸施術の際に患者様によっては吸い玉を使っていく場合があります。
今日は吸い玉とはどんなものか?どんな効果があるかなどをお伝えしていきます。
茅ヶ崎で鍼灸院をお探しなら
https://rashindo-mr.jp/shinkyu/
鍼灸施術でよく使う吸い玉ってなに?
吸い玉とはガラスでできており、使用する際には中に火を入れ真空にして背中などの皮膚につけます。
ガラス内が真空になっているので皮膚につけた瞬間に吸着し、ぎゅーっと引っ張り上げられます。
火を使っているので熱そうに見えますが、ガラスが熱せられるわけではないので、つける瞬間は冷やっとします。
ガラスを使って行うのは昔からあるようですが、最近はプラスチック製でスポイトのようなもので行うものもあります。
接骨院などでは機械で行うものもあるようです。
吸い玉の効果
では吸い玉にはどのような効果があるのか?
私の使う目的としては瘀血の排出と皮膚を緩めるのに使っています。
一番の作用としては瘀血に対する効果です。
瘀血とは悪い血のことで血流が悪くなっていると発生しやすくなります。
吸い玉はその瘀血を動かすことができます(血流を良くすることができる)。
吸い玉をやって紫色だったり、黒色になった場合はとても血流が悪く、瘀血が多い証拠になるので、継続した鍼灸+吸い玉をやっていった方が良いでしょう。
逆に少し赤くなる程度であれば血流は良い状態だと言えます。
もう一つは皮膚が固くなっている方に有用です。
固いというよりはパツパツにはっている皮膚にゆとりをつくることができるように感じます。
吸い玉で対応できる症状としては
肩こり、腰痛、背部痛、五十肩(拘縮期~回復期)、冷え、生理痛など
さまざまな症状に対応できるかと思います。
吸い玉のデメリット
吸い玉のデメリットとしては血流が悪い人ほど吸い玉の跡がのこってしまうことです。
1週間ほどあとが残ることもあるので夏場に肌を露出する機会(プールや温泉など)がある人は要注意です。
私も鍼灸と吸い玉を受けた後にプールに行ったら変な目で見られたことがあります(笑)
気にならない人は大丈夫です!
まとめ
鍼灸で使う吸い玉はさまざまな効果があると思います。
あとはとにかく気持ちいいです(私個人の感想です)。
肩こりや腰痛があり、なおかつ血流が悪い方にはとてもいいのでぜひお近くの鍼灸院で受けてみてください。
毎回やってほしいという患者様は多いですよ!
この記事へのコメントはありません。