長年の肩こり、定期的に起こる激しい頭痛、眼精疲労によって起こる辛い肩こり・・・このようにひどい肩こりで悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。肩こりが酷すぎて仕事や家事に集中できなくなるかたも多く、人によってはうつ病の原因にもなってしまいます。たかが肩こりと放置してしまうとなかなか治りづらくなってしまったり激しく悪化してしまうので早めの対応が必要です。
こんなお悩みありませんか?
- ・5年以上肩こりがあり、楽になったことがない
- ・肩こりと一緒に頭痛や吐き気も伴い、薬が手放せない
- ・パソコンやスマホをしていると首肩が辛くなる
- ・ストレスがかかると肩に張りや痛みがでる
- ・マッサージをしてもすぐに元に戻ってしまう
- ・マッサージだと揉み返しがきてしまう
肩こりの原因・タイプ
簡単に肩こりといってもさまざまなタイプがあります。
まずはあなたがどのタイプに当てはまるのか、考えていく必要があります。
【不良姿勢タイプの3つのポイント】
①肩甲骨が外側にスライドしている
肩甲骨が外側にスライドした状態で固まっていると僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉が後頭部の付け根から肩の先や肩甲骨についているので、常に伸ばされてしまい肩こりが生じてしまいます。
また、背中にある菱形筋(菱形筋)という筋肉も伸ばされる為、背中の張りや痛みを訴えることも多くあります。
②猫背
背中が丸くなる猫背の状態になると①と同様に僧帽筋が伸ばされる状態になりやすくなります。
また、姿勢を支える脊柱起立筋群(せきちゅうきりつきんぐん)に負荷がかかるので肩・首・背中・腰の広い範囲に張りや痛みが伴います。
③ストレートネック
ストレートネックとは頸椎が変形し生理的湾曲が崩れている状態です。
自然に立った状態で肩の先より頭が前に出てしまっている方はストレートネックの可能性が高いです。
骨に問題がある為、筋肉を揉むだけではなかなか治らず、慢性化しやすいのが特徴です。
肩こりに加え、首こりや首の痛みなども伴います。
【眼精疲労タイプ】
長時間のデスクワークやスマホ・パソコンの普及により最近ではこのタイプがとても多いと感じます。
目を酷使すると視神経や目の周りの筋肉が疲労し、その影響が首や肩に及ぶと首こりや肩こりになってしまいます。
また、デスクワークやスマホ・パソコンは同じ姿勢で固まっていることが多く、首や肩への疲労も蓄積しやすくなります。
対策としてはスマホやパソコンを使う時間を減らすことですが、現代社会では切っても切り離せないものなので身体に対ししっかりとメンテナンスを行う必要があると考えます。
【自律神経タイプ】
仕事や人間関係などでストレスを溜めこむと自律神経が乱れやすくなります。その初期症状で多いのが肩こりです。
まず自律神経とは交感神経と副交感神経の二つに分類され、うまくバランスが取れていることで正常に働きます。
しかし、ストレスなどによりこのバランスが崩れることで様々な症状が出現します。
交感神経が優位になっている方の肩こりは筋肉がカチカチに固まっていることが多く、揉み返しがきやすい特徴にあります。
逆に副交感神経が優位になっている方肩こりは筋肉がゴムのように固まっていることがあり、強押し好きが多い傾向があります。
自律神経は「血流」と密接な関係にあり、乱れが生じると血流が悪くなります。また、自律神経を調整する部位の1つに首が関係している為、
血流が悪くなると首や肩周りの筋肉が緊張し、固くなってしまいます。
また、ストレスを受けると増悪するという特徴もあります。
当院ではこのような割合になっております。
※それぞれ、重複している部分もあるので、おおよその割合となります。
肩こりの方に多いQ&A
- 長年の肩こりでも良くなりますか?
- はい、十分に良くなる見込みはあります。長年の肩こりだと深部にコリがある場合が多いので鍼で奥深くを刺激することでコリを緩和させます
- 肩こりが辛すぎて吐き気や頭痛が出ますが対応できますか?
- はい。対応できます。肩こりを改善させることが第一目標ですが、それぞれの症状に対してのツボも用いることができます
- 昔からの肩こりですが何回くらいで良くなりますか?
- 正直なところ改善の目安は治療してみないと何とも言えませんが、多くの方は3~4回の施術で効果の実感をしていることが多いです
肩こりを放置すると・・・
肩こりを放置すると様々な症状が出現する可能性があります。
頭痛・めまい・吐き気・手の痺れ・手の冷え・手の脱力感・五十肩・耳鳴り・うつ病
また、顔面の筋肉や頭皮に血流が行きにくくなり、見た目にも変化がでることがあります。
顔のたるみ・目のクマ・顔のむくみ・抜け毛・猫背がひどくなると老人性の姿勢になりやすくなります。
肩こりを放置していくと上記のような症状になりやすくなる為、早めの治療が必要になります。