このページでは内臓由来の腰痛について記載しております。
【原因】
弱っている内臓があると、それを守ろうとして周りの筋肉が硬くなり、そのことを「筋性防御」と言います。筋性防御が長期間続くことで動きに制限がでたり、血流が悪くなることで、筋肉が硬くなる範囲が広がり腰痛として出てきます。
【症状の特徴】
内臓由来の腰痛の特徴についてお伝えします。
①楽な姿勢がない
座ったり、横になったりしても楽な姿勢が見つからないことが多いです。
②動かしても痛みは強くならない
腰を捻ったり、曲げ伸ばしをしても痛みが悪化することも軽減することもなく、常に一定の痛みがあります。
③痛みの場所がはっきりしていることが多い
例えば、原因が膵臓なら左腰、肝臓なら右腰に症状が出るというように、痛みの傾向が分かりやすいのも特徴となります。
④排尿・排便障害
症状によっては頻尿や便秘などの症状がでることもあります。
【要因】
内臓系の機能異常や癌などの腫瘍、使い過ぎによる疲労などが挙げられます。
女性ですと生理痛やPMS、子宮内膜症などの婦人科疾患も要因となります。
【治療について】リンク
内臓系の機能を高めたり、内臓周りの筋肉を緩めるような施術をおこなっていくことで症状が緩和します。
【セルフケアについて】リンク
今よりも症状を緩和させたい方や、悪化させたくない方はセルフケアをオススメします。
セルフケアについて詳しく知りたい方はこちらをクリック
【症例】30代女性 生理痛による腰痛
生理一週間前から腰が張りはじめ、生理初日と2日目は腰の激痛に襲われ、薬を飲まないと仕事にも行けない状況となっており、マッサージで腰をほぐしてもらっても次の日には戻り、毎月のことなのでなんとかしたいとのことで当院に来院されました。
【治療ポイント】
お腹を緩めて子宮の機能を高めたり、お灸をお腹や下半身におこない、身体を温めることを意識した結果、腰痛を軽減させることができました。
【スタッフからのコメント】
もちろん腰にも施術はしてはいきますが、目的が子宮の機能の向上なので、生理周期と腰の具合をみながら、全く腰に施術をしない日もありましたが、無事に症状の改善につなげることができました。