女性にとって毎月来る生理が辛いというのは精神的にも肉体的にも嫌になってしまうかと思います。生理痛の原因は様々ですが、女性の社会進出が増えたことでストレスや冷えや肉体的な疲れを感じる場面が増えたことで以前よりも不妊・PMSなどと一緒に起こりやすくなったと言われています。
お腹の痛み以外にも頭痛や腰痛などの肉体的な辛さに加え、気分の落ち込みやイライラなど精神的な不調に悩まさられるのは女性にとってとても辛いですよね。それを防ごうとピルを飲んで抑えようとしても身体の負担は増えるばかり。。ずっとこのまま閉経するまでこの症状に悩まされるの?そんなお悩みを抱えているあなたに鍼灸で体質改善をしていきます。生理関連で起こりやすい症状の要因を探ることで体質は変化し身体は楽になります。
不安に思うことはすべて話してください。私たちスタッフがあなたの心に寄り添って快適な毎日を一緒に目指しましょう!
こんなお悩みありませんか?
- 毎月寝込んでしまう程の生理痛に悩まされる
- 生理の状態が不妊に繋がっているので何とかしたい
- 生理前や排卵の時期にイライラしたり落ち込んだりする
- 学生の頃からPMSに悩まされていて薬を10年以上飲んでいる
- 毎月生理が来るのが憂鬱でピルで止めてしまおうかと考えている
PMSについて(症状一覧)
【身体的症状】 | |
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肌荒れ・体重増加・乳房の張り、痛み | |
むくみ・冷え・眠気 | |
肩こり・腰痛・下腹部痛・張り | |
頭痛・めまい・のぼせ | |
関節痛・倦怠感・下痢または便秘 | |
下半身に力が入らない | |
【精神的症状】 | |
イライラする・悲しくなる・パニックになる | |
怒りっぽくなる・ぼーっとする・孤独を感じる | |
集中力の低下・睡眠障害・食欲不振または過食 | |
不安感・憂鬱感 |
あなたはどのタイプの生理痛?
【血虚タイプ】
- めまいや動悸を起こしやすい
- 貧血ぎみ
- 疲れやすい
- 月経量が少ない
- 肌荒れが多い
血虚タイプは体内の血液が不足しているタイプになりますので、めまいや疲れやすさを起こしやすい体質です。
鍼灸で血流を良くすること、血液が多くなる食事を摂ること、夜更かしせずしっかり睡眠をとることなどが大切です。
【瘀血(おけつ)タイプ】
- チクチク刺されるような生理痛がある
- 手足末端に冷えが強く出る
- レバー状の経血が出る
- 顔のくすみやシミができやすい
- 肩こりがひどい
瘀血タイプは血流がお腹で停滞して全身の巡りが悪くなっている状態で、悪い血液が体内に残っていることで身体の不調をきたすものです。
鍼灸ではお腹を緩めることで症状を軽減させることができます。
【気滞タイプ】
- ストレスを感じやすい
- イライラと落ち込みが激しい
- 生理不順を起こすことが多い
- 胃の不調が常にある
- ゲップやおならをするとお腹が楽になる
気滞タイプは身体の中に余計な空気(気)が溜まることで起こり、ストレスを感じやすくなることやお腹の不調をきたす体質になります。気を動かしてあげることで症状は緩解しやすくなります。
【気虚タイプ】
- 疲れやすくため息をよくつく
- 下痢を繰り返しやすく食欲がない
- 免疫力が下がり風邪をひきやすくなった
- 声が小さく元気がない
- 体温が低い
身体のエネルギー(気)が不足している状態で元気がない疲れやすいなどが極端に出やすい体質を指します。
気虚になることでダラダラ生理が長く続く、月経量が少ないなどが症状に出ます。
【陰虚タイプ】
- 顔がのぼせ手足がほてる
- 暑がりで冷たいものを好む
- 口が乾きやすい
- 便秘ぎみ
- 肌が乾燥しやすい
身体の熱が溜まりやすく特に顔や手足に集中することでバランスを崩し上記のような症状をきたします。
鍼灸では熱の分散を行い陰虚症状に使われるツボを刺激することで症状が緩解します。
どのタイプにも鍼灸は有効です。
カウンセリングで体質を把握しあなたに合った施術を行います。
不妊症との関連
妊娠と生理の状態はとても深い関わりがあり、上記で説明したように生理痛を起こしやすい要因があることで不妊症になることがとても多くあります。例えば生理不順があることで思うようなタイミングをとることが出来ず、薬や注射で無理やり生理を起こすことがあったり、排卵の時に体調が優れず上手くタイミングをとれなかったりします。生理の状態が直接不妊症に繋がってしまい薬がないと生理が来ないという方も少なくないのが現状です。生理不順や排卵に限らず生理痛、経血の量、色、状態など様々なことで妊娠を遠ざけてしまうことがありますので生理の状態はとても重要です。将来妊娠を考えているが生理の状態が良くない、生理が来ないことが不妊の原因となっているという方には体質を変えて良い身体の状態に導くことが重要です。
生理痛に対する鍼灸の効果
お腹の状態を変える
お腹の状態で良くないのはお腹に張りがあること、力がないこと、冷えがあることです。特に子宮がある下腹部の張りや冷えのは生理痛を起こしやすくなり、鍼灸で柔らかく温かいお腹にすることが大切です。また、胃、お臍周囲、肋骨の際なども体質に深く関わりがあるので全体的にお腹の状態をみて施術を行います。
全身の血流を調節し血を巡らせる
血流が悪い、血が停滞する、偏った場所に集中するなどの体質であると生理の不調につながりやすくなります。ひどい生理痛の場合は特に血流が関係していることが多く、冷えやお腹の張りが起こりやすくなります。脈・お腹・舌の状態などをみながら東洋医学的な施術することで血流がよくなり緩解しやすくなります。
全身をリラックスさせ自律神経を整える
冷えなどの原因以外に過度な緊張や疲れで自律神経が乱れ生理不順・生理痛に繋がることもあります。生理の活動も内臓と同様で自律神経が働くことで起こるため、これが乱れてしまうと不調を起こしやすくなるのです。自律神経を整えることで交感神経と副交感神経の切り替えを上手くできる身体になり生理の状態を良くしていきます。
生理周期・状態に合わせた施術
生理の状態は人それぞれ違いますし、悩みも違います。その人の状態に合わせた施術を行うことで色々なタイプの生理痛に対応することが可能です。
カウンセリングで状態を把握することが大切ですので、少しでも気になる症状はお話しください。
生理痛を起こしやすい疾患
生理痛(PMS)の方に多いQ&A
- 動けなくなるくらいの生理痛でも対応できますか?
- はい、対応できます。
重症度の高い生理痛は徐々にですが程度が回復していきます。ほかに症状がある場合もご相談ください。 - 生理痛と不妊治療を一緒に対応してもらえますか?
- はい、対応できます。
不妊症と生理の状態に関係することが多々あるので遠慮なくご相談ください。 - 痛み止めを飲んでいますが大丈夫ですか?
- 対応はできますが鍼灸の効果が低くなる可能性はあります。徐々に減らしていけると良いと思います。
- 子宮内膜症などを持っていますが大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。
鍼灸は婦人科疾患にも対応できますのでお気軽にご相談ください。