こんにちは。
この前腰痛で当院に来られた方で腰に鍼を打ちますと言ったら「半身不随になるからやめてほしい」と言われました。
その時は遠隔治療や他のやり方もできるので腰には打ちませんでしたが、半身不随になると思っている人がいるんだと思い今日は鍼が危険かどうかについて書いていきます。
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鍼によっておこる半身不随に対して
上記のように危険と思っている人も多いのではないでしょうか?
ここで気になるのは鍼によって「半身不随」は起こるのか?についてです。
鍼灸師の私からすると「どうして半身不随がおこるのか理解できません。」
むしろどんな施術をすれば半身不随になるのかもわかりません。
今現在の日本の鍼は非常に細く、弾力性に優れています。使い捨ての鍼を使っていれば身体の中で折れることもありません。
脊髄を損傷するような刺激を現在の日本の鍼で与えることは難しいと思います。
逆に脳梗塞など脳血管疾患で起こる身体の麻痺や顔面神経麻痺などの施術は鍼で積極的に行われていると思います。
交通事故などによって起きた半身不随は鍼で完治することは不可能と思いますが、鍼に関して言えば身体に良い方向に働くと思います。
鍼治療のリスク
鍼治療で起こるリスクとして最も多いのが「気胸」になります。
気胸とは肺に穴が空いてしまい、呼吸困難に陥ってしまう疾患です。
病院にかかる気胸の方のほとんどが自然気胸と呼ばれるもので体質や体形などで起こるものです。
しかし、過去には鍼をうけて気胸になった例があります。
肩や背中に鍼を刺すときには最大限の注意が必要で鍼の方向や深さを間違えると肺に刺さってしまいます。
基本的には鍼が肺に刺さっても気胸になることは稀(過去に自然気胸を起こしたことのある人はなりやすい)ですが、肺に入った状態で電気を流したり、激しく鍼を上下に動かすと簡単に気胸になってしまいます。
よって、そのようなことが起こらないように鍼を使えるのは国家資格を持つ者のみと法律で制限されています。
私もそうですが鍼灸の学校で徹底的に技術を磨きます。
気胸が怖いなと思った方は必ず国家資格を保有しているか確認してください。
日本で鍼灸が国家資格になってからまだ30年もたっていない為、ありえないとは思いますが保有していない方もいるかもしれません。
国家資格を保有している鍼灸師ならばよほどのミスをしないかぎり気胸を起こすことはないでしょう。
まとめ
鍼灸が危険かどうか聞かれた場合100%危険はないとは言い切れません。
しかし、鍼を受けることで症状が良くなり、笑顔になられている方はいます。
ここではっきりと言えるのは鍼灸師の方々は患者様の笑顔の為に日々努力し、技術を磨いています。
「怖い」「痛い」「オカルト」と言う人たちもいますがまずは1度鍼灸を受けてみて考えてみてはいかがでしょうか?
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