年齢と共に代謝が落ちる仕組み
代謝(新陳代謝)では人間を構成する約37兆個と言われる細胞の入れ替わりが行われています。
細胞は常に作られ、古くなった細胞は死んでいくというサイクルを繰り返しています。
しかし、新しい細胞を作り出す機能は、加齢と共に低下していくため、
身体のエネルギーを消費する筋肉などが減っていき代謝が低下するため、痩せにくい身体へなっていきます。
また、普段の食生活や生活環境による細胞のダメージの影響で、日々細胞は失われていきますが、
新しい細胞を作り出す機能が低下するため、経年劣化した細胞が残されていまうという悪循環になりかねません。
※基低層から新しく細胞が生まれる
細胞自体を若返らせることはできませんが、エネルギーを消費させる代謝機能を向上させることは可能です。
人の身体を形成する約37兆個の細胞は、日々の食事によって作られているため、食事を利用することで代謝の向上を図ることができます。
摂取する栄養素やエネルギーを調整し、適切に取り入れながら、健康的な理想体型を目指しましょう。
20代と40代の身体の違い
若い頃と歳をとった頃では、具体的にどのような違いがあるのか、20代と40代で比較して考えてみましょう。
まず、身体を構成するのに重要な筋肉についてお話しますが、筋肉は人の体形、見た目はもちろんのこと、エネルギー代謝量にも関わる重要な要素です。
筋肉は20代をピークに30歳を過ぎたあたりから、年に1%の割合で減少していきます。
筋肉量の低下によって基礎代謝量が減少するうえに、女性の場合、女性ホルモンの分泌も、40代には低下していくため、男性ホルモンの割合が増えていきます。
女性ホルモンは女性らしい体型を作る要素にもなるため、皮下脂肪がつきやすく、若いころでも適量を維持しなければ肥満の原因にもなりかねません。
また、加齢に伴い内臓機能も低下します。例えば、20代の頃と同じ量のたんぱく質を摂取したとしても、40代の身体では20代と同量の筋肉をつけることはできません。
仮に見た目が20代に見える40代だとしても。基礎代謝量や内臓機能などの身体環境には大きな差があることを知っておくとダイエットにおける食事療法も変わってくると思います。
ポイント
加齢により痩せにくくなる理由は、筋肉量の減少による基礎代謝量の低下と内臓機能の低下が同時期に起こるからなのです。
Hanakoto整体院では、じっくりと基礎代謝を上げるトレーニングや食事のアドバイスなども行い、40代以降の方でも安心してダイエットや体力アップに取り組めるようなプログラムをご用意いたします。