大腸憩室炎による腰痛も鍼灸にお任せ

大腸憩室炎による腰痛も鍼灸にお任せ

大腸憩室炎による腰痛は鍼灸にお任せ

こんにちは。

腰痛の原因は様々ですがその中で特に治すのが難しいのが内臓系による腰痛です。

今回はその内臓疾患の中でも大腸憩室炎が原因で出ている腰痛に対して鍼灸治療が有効だったのでご紹介します。

大腸憩室炎とは?

 

大腸は食べ物が通るようにトンネル状になっておりますが、その壁に負担がかかったりすることで袋状に壁が変形してしまい外に飛び出てしまうのです。

袋状のところに便が詰まったりして炎症が起こることで下腹部痛や発熱などの症状が出てくるのと、炎症が起きた周りは筋性防御と言われて筋肉が硬直してしまいます。

この硬直が長く続くことで腰痛の原因となってしまいます。

40代男性のケース

 

当院に通い始める5年ほど前に大腸憩室炎と言われ、その頃から頻繁に腰痛や腹痛、胃痛、軟便などの症状に悩まされていました。

薬を飲んだりマッサージに通い続けていましたが、一向に良くならず季節の変わり目や忘年会などで暴飲暴食をすると発熱を起こしやすい状態でした。

腰痛もマッサージで腰から背中をしてもらっていたが全く変わらずに悩んでおりました。

その後、当院で鍼灸治療を行い現在では、たまにお腹に違和感がある程度で、腰痛を始め胃痛、腹痛などの症状も改善しました。

マッサージで良くならなかった理由とは?

 

推察にはなりますが、1つ目の理由として「筋性防御」に対してアプローチが出来ていないことが考えられます。

筋性防御は内臓のすぐ近くにある筋肉が炎症などに反応して硬くなるので深層部の筋肉になり、そこから表面の筋肉へと影響していきますがマッサージですと表面の筋肉しか緩められないので根本にアプローチ出来ていない可能性があります。

2つ目の理由としては腰や背中はマッサージしてもらったがお腹のアプローチはされていないとのことだったので、そこでお腹と腰のバランスが崩れますし内臓の反応はお腹の方が顕著に出てきます。

3つ目の理由としては大腸が悪いのに大腸にアプローチが出来ていないことが考えられます。

もし、便通が悪くて大腸憩室炎のところに便が溜まりやすくなっていてそれが原因で炎症が起きているのであれば、大腸の働きを良くしてあげなければいけません。

鍼灸でのアプローチの有効性

①鍼灸で大腸の働きを促進させる

 

近年、東洋医学でいう「ツボ」が実際に内臓系の働きを高めるというデータが日本国内に留まらず、海外でも有効な実験データというのが出てきております。

このようなツボを使うことで大腸自体の活動を高め、大腸憩室炎に溜まりやすい便を解消させたりすることが出来ます。

内臓系の働きはお腹の反応で診ていくので、しっかりツボに入るとお腹の硬さが和らいだりします。

②鍼灸で深層部の筋肉にアプローチ出来る

 

鍼灸では「ツボ」を使いアプローチをしたり、鍼は体内に入れていくことも可能なので深層部の筋肉に対して直接アプローチすることが出来ます。

③鍼灸で血液の循環を良くする

 

炎症が起こっているところは血液の循環が悪くなっております。血液の中に身体を治す成分が入っていますので、新鮮な血液を炎症部分に届けることで炎症を抑える力を高めることが出来ます。

鍼灸では主にお灸が血管を広げる作用が強いので、お腹の硬くなっているところに直接行うのも有効です。

このように鍼灸だからこそ抑えられる症状というのがあります。

もし、あなたが大腸憩室炎で腰痛やその他の症状でお悩みでしたらご相談下さい。

 

羅針堂鍼灸整体院

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