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現在の医療の考え方として、東洋医学と西洋医学の２つに大きく分類されます。
　
西洋医学について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

こちらのページでは東洋医学の考え方や鍼灸との関連性、当院の治療方針についてお伝えしていきたいと思います。

東洋医学ってどんな感じで
治療方針を決めていくのだろう？

東洋医学では、症状を診るのではなく、体質を分析して症状の原因を探っていきます。

例えば、頭痛という症状がありますが、単純に頭痛の症状にのみフォーカスをしていると頭部に意識がいきますので、頭痛薬を飲むとか、頭部に鍼刺したり、マッサージしたりとなって終わってしまいますが、果たして「原因は？」となるわけです。

例えば、頭痛で原因をいくつかあげますと「首のコリ」「睡眠不足」「生理関連」「ストレス」「目の疲れ」「むくみ体質」「末端冷え性で体幹や顔は暑がり」など、めちゃくちゃ沢山ありますので、それらの原因を体質から分析して治療方針を立てていきます。

体質を分析して原因を探っていくことで、
効率良く症状が改善したり、再発のしづらい身体となっていきます。

その、分析方法が東洋医学ならではの考え方があり、またそこから「流派」に別れており、さまざまな考えで身体を分析していきますが、すべてに共通していることは

「体全体から症状の原因を探っていく」

ということです。

治療方針が決まったらツボを決めます

身体を分析して体質を把握したら、ツボを選定していきます。

ツボも今では一般的に使われるようになりましたが、これも東洋医学ならではの概念となり、国家資格で習うものだけでも３６０個以上のツボがあります。

そのため、ネットとか調べてもツボってめちゃくちゃいっぱい出てきますし、例に挙げている頭痛に対しても「頭痛に効くツボ」が沢山出てきます。

「ネットで調べて頭痛のツボを押しても全然変わりませんでした！」というお話しもよく耳にしますが、もしかしたらそれは、

あなたに合わないツボを選んでしまっているから

かもしれません。

頭痛のツボだけでも何十個もありますので、例えば「生理関連の頭痛」「目の疲れからくる頭痛」「睡眠不足による頭痛」では、当然ツボも変わってくるので、

当院ではその体質に合わせてツボを選び鍼灸をしていきます。

東洋医学は体質改善が特に強い！
原因不明でもアプローチ可能！

東洋医学は特に体質の改善を得意としているところです。

例えば、先程から例に挙げている頭痛であったり、女性から多くご相談をいただく生理関連の問題、働き盛りの方のストレスによる自律神経失調症の症状など、体質をみて治療方針を決めていくので、大体の症状に対してアプローチができるのも強みの１つとなっておりますので、

病院の検査で原因不明と診断されてしまった方にも希望を持っていただける治療理論

となります。

原因不明の症状のご相談は毎月多くいただきますが、
例えば、「胸が苦しいのですが検査しても原因が分からない」「喉が詰まった感じがして、飲み込みづらかったり、話しづらい」など、
レントゲンやＣＴの画像や血液検査では原因が分からない症状が、
特に自律神経関連のものは多くありますが、
これらに対しても当院の東洋医学の施術にお任せ下さい！

鍼灸は東洋医学との相性は抜群！

東洋医学の治療論と鍼灸は相性が良く、漢方も同じ東洋医学の考え方なので、体質を変えていく必要のある症状に関しては鍼灸と漢方と組み合わせておこなうと良かったりもします。

同じ東洋医学の学問ならではのデュエットで、
例えば、鍼灸で胃腸の働きを高めることで漢方の吸収率を上げることが出来たり、血流を良くする漢方を飲むことで鍼灸の効果を高めたりするなど、お互いの特性を活かしながら施術をすることが出来ます。

また、鍼灸ですと、全身にあるツボを同時にアプローチすることが出来るので、体質に合わせてツボの組み合わせをオーダーメイドでアプローチすることが出来ますし、ツボ同士の相性などもあるので、東洋医学の特性を活かすことができるのも魅力の１つとなります。

では、どうやって体質を診ていくの？

身体全体の体質を診て、原因を探って、ツボを探して、、、
なんとなく、治療の流れは分かったけど、どのようにして体質を診ていくの？となると思いますので、ポイントをいくつかご紹介したいと思います。

あなたが自覚できる症状を全部洗いだしていきます。

どうしても、１番辛いところにのみ意識がいきやすくなりますが、実はそれ以外にも色々な身体のサインが出ていますので、それらを見つけていくことが重要になります。

例えば、「むくみ」「便秘と下痢を繰り返す」「お腹が張りやすい」など、「あっ！そういえば！」みたいな症状が色々出てきたりします。

それらの症状から「この人はこんな体質なのかな？」というのを考えていきます。

生活習慣には、体質を分析していくのに必要な要素がたくさんあります。

例えば、食事内容であれば、バランスよく摂っているのか？肉中心？甘いものばかり食べている？など、身体を作る材料の補給がどのようなものかによって変わってきます。

他にも、運動習慣であったり、仕事内容、睡眠など、毎日おこなう習慣がどのように過ごされているのかも指標の１つとなります。

東洋医学では、肌や筋肉の状態を細かく診ていくことが多く、例えば、筋肉の硬さはもちろん、皮膚の色や乾燥の有無なども体質のチェックに必要になってきます。

その他にも、冷えや発汗のしやすさなど、さまざまなチェック項目があり、
主訴(改善させたい症状)に合わせて、質問内容を変えていきます。

病院に行く必要がないのでは？

これだけ、細かく体質のチェックをするのであれば、病院に行く必要がないのでは？と、お思いになる方もいるかと思いますし、実際に当院を受けられた方も「東洋医学ってすごいし、病院に行く必要ないですよね」とおっしゃる方もおりますが、病院もしくは西洋医学にも必要な要素があります。

それは「画像化」「数値化」「診断」してくれるということです。
血液検査やレントゲン・ＭＲＩなどで、身体の中をしっかりと調べることができ、時には手術の方が早くて安全な場合もあります。

また、これらの情報も東洋医学の分析にも活かされるので、
病院の検査で身体の状態を調べるということはとても大切になり、

疾患名があればそれに合わせた治療法のご提案もしやすくなります。

なので、病院嫌いの方も多いですが、検査だけはしておくと良いかもしれませんね。

当院の治療の考え方とは？

各スタッフによっても流派が異なるため、
若干の治療法は変わってきますが、考え方としては、

体質を改善させる場合は必ず、東洋医学を用いて治療法を組み立てております。東洋医学の中でも流派は多岐にありますし、

当院のスタッフは員複数の技術セミナーに参加してるため、
色んな流派の考えを取り入れて自分のスタイルを築いておりますが、基本的には「中医学」という流派で、中国の伝統的な東洋医学の考えがベースとなっております。

体質を変えたいという方は、
是非1度当院の施術を試してみてください。