こんにちは。
これまでヘルニアについて様々な角度から
説明をしてきましたので1度、
下のリンクからブログをご覧いただければと思います。
【記事:ヘルニアでお悩みのあなたへ①】
【記事:ヘルニアでお悩みのあなたへ②】
さて本日はヘルニアについての最終日です。
あなたはヘルニアと聞いたときどんなイメージをお持ちですか?
多くの方は慢性的な症状による
痺れや痛みを想像するかと思います。
しかし、急に痛みが出るヘルニアもあります。
外傷性のヘルニアです。
本日はこの急に痛くなるヘルニアについてお話ししたいと思います。
外傷性のヘルニアについて
ヘルニアには外傷性(ケガのようなもの)のものがあります。
実は発症する際はこの外傷性のヘルニアが1番多いとされています。
腰骨の間に椎間板というクッションのような役割のものがあります。
慢性的なヘルニアはこの椎間板が膨隆して後ろの神経を圧迫し、
足の痺れや腰の痛みを引き起こしてしまします。
これに比べて外傷性のヘルニアは椎間板自体にキズが付き、
それが痛みを引き起こすことで腰の激痛に襲われます。
この外傷性のヘルニアに関しては
スポーツをやっている若年層に多い疾患です。
場所によっては歩けなくなることもあるケガの1つです。
多くは腰の激痛に襲われ動けなくなることが多々あります。
また、キズが広がることで神経を圧迫し足の痺れをおこすこともあります。
ギックリ腰との鑑別が必要になる疾患です。
急激な痛みのヘルニアに襲われたときは?
動くこともままならないほどの
腰の痛みに襲われたときはどうすればいいのか?
自分でできる対処法をご紹介します。
・腰を冷やす
腰の急激な痛みが起こったとき
体の中の組織は炎症を起こしています。
この炎症は何もしないと少しずづ拡大してしまいます。
大きくなることで痛みが治まるのにも時間がかかります。
これに1番効果的なのは冷やすことです。
氷水をビニール袋に入れ、
その上からタオルを巻いたものを20分くらいあてます。
冷やすことで炎症が治まり痛みも緩和しやすくなります。
・安静にする
体を動かすことで炎症は広がりやすくなります。
安静にすることも重要な治療の1つです。
特に長時間座ることや重い荷物を持つことは絶対に避けましょう。
・コルセットやテーピングをする
コルセットやテーピングは腰を守るものとしてあります。
ケガをしてしまった直後はこれらは効果的です。
腰への余計な負担は治癒を遅らせるものになります。
動きを制限することで痛みも抑えることが出来ます。
ただし、痛みが良くなった後や長期の使用は
治りが遅くなるリスクがありますので注意が必要です。
外傷性のヘルニアに対する鍼灸治療
急激な痛みを起こすヘルニアに対する鍼灸治療は効果的です。
ですが、あまり多くの針やお灸を行うと
反対に炎症が起こりやすくなることで悪化してしまいます。
炎症が強いときは周りの硬くなった筋肉に対して刺激し
関連したところのみを治療することが良いですね。
鍼灸を行うことで筋肉の柔軟性や血液を調節することが出来るので
何もしないよりも格段に速く治癒することが出来ます。
ゴリゴリのマッサージよりも針はとてもマイルドです。
急激な痛みに襲われたら鍼灸をオススメします。
最後に
これまでヘルニアについてお話ししてきましたがいかがだったでしょうか?
つらい痛みや痺れに悩まされるヘルニアですが
正しい対処をすることで辛い思いをしないで済みます。
これからの生活にこの記事が役立てばと願っています。
羅針堂鍼灸整体院
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