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便秘とは?
一般的に便秘とは「何日も便が出ない」「お腹が痛くなる」「お腹が張りやすい」などの症状で、日本では470万人いると言われ、約26人に1人は便秘という計算になります。 それだけ馴染みの深い便秘ですが、女性に多く、年齢が高くなるにつれて増加していく傾向にあります。 しかし、最近では運動不足や食事の変化などで男性の増加も目立つようになりました。
便秘を放置しておくと、病気になる可能性やガンなどの重大なサインを見逃すこともあるので、しっかりと治す必要があります。
ここでは便秘の原因や症状、自分で出来るケアや鍼灸についてご説明していきたいと思います。
便秘の症状
便秘はただ単に便が出ないという症状だけではありません。 「もしかしたら私って便秘かも・・」と思うかもしれませんが、様々な症状があることを知って欲しいと思います。
排便回数の減少
一般的に排便が週に3回未満という状態が便秘とされていますが、正常な人は1日に1回以上は便が出ますので、それ以下の場合は便秘と考えていいと思います。
通常では食べ物を口にすると消化・吸収を行うために腸が働き、蠕動(ぜんどう)という運動を起こします。 これは1日に3回は起こるのが普通ですが、腸の機能が低下すると蠕動が起こらなくなり排便が促されません。
強くいきまないと便が出ない
「便意はあるけどなかなか出ない」、「いつも強くいきまないと便が出ない」といった症状も便秘とされています。 こういった排便時の不快感は便の硬さや大きさ、腸の働きによって出てしまいます。
腹痛・お腹の張り
「お腹が常に張って苦しい」、「ガスが溜まっている感じがする」、「お腹が張って痛い」なども便秘の人に多く見られる症状です。 人は呼吸や物を食べることで一緒に空気を飲み込み、それが体内でガスとなり蓄積していきます。 便秘の方は便と一緒にガスを体内に溜め込む習性があるため、お腹が張ってしまうことになります。
胃痛・頭痛
胃痛は腸に溜まった便が胃を圧迫してしまうことで起こります。 腸の働きが落ちてしまうことで、胃から腸に食べ物が上手く運ばれなくなってしまい、胃に長く食べ物が残ってしまい痛みを引き起こします。
頭痛は便が腐敗した際に発するガスが原因とされています。 このガスが血中に入り、毒素が体をめぐることで機能を低下させるとされています。 これによって頭に行く血液が減り、筋肉が収縮して頭痛を起こしてしまうというメカニズムです。
便の回数が極端に多い
これっていいんじゃないの?と思うかもしれませんが、1回の排便でたくさんの量が出ずコロコロした硬い便が1日に何回も出るという症状になります。 これも便秘の症状に含まれ、これも腸の機能低下などで起こる場合が多くなっています。
身体の状態から判断する
便秘の状態を把握する際に必要になってくる情報がいくつかありますので、そのうちのいくつかをご紹介したいと思います。
排便後にスッキリしますか?
排便後にぐったりしますか?
便の臭いは強いですか?弱いですか?
便は硬いですか?柔らかいですか?
便の色は何色ですか?
普段から意識してもらいたいのですが、便の状態や排便後の体調などは体質を知るうえでとても大切になってきます。
体調を知ることで腸がなぜ働きが低下したのかが分かります。
便秘なので1週間?3日?に1回の排便をした際に、毎回便の状態は変わってくるのでチェックするようにしましょう。
便秘の原因
便秘の原因はたくさんあり、単体のものから色々な原因が組み合わさったものまであります。 病的な原因は後で説明するとして、一般的に考えられる原因から説明していきたいと思います。
食事
腸は善玉菌と悪玉菌と言われる菌でその機能を保っていますので、食べるものや飲むものは非常に便秘に関係してきます。 便秘を助長する悪玉菌は動物性たんぱく質や脂肪分に多く含まれる傾向にあり、現代人が食べている多くのものが便秘を引き起こすものとされています。 たとえば、ファストフード、コンビニ食、肉系料理、アルコールなどは若い年代で摂っている人がとても多く、腸内環境を悪化させています。
便秘に効果的な食事については別の項目で説明しますので、そちらを参考にしてください。
運動不足
運動することによって腸は活発に動きやすくなりますが、逆に運動をしないと腸の蠕動運動はどんどん低下していき便秘になります。 特に腹筋との関係があると言われ、女性の筋力不足が便秘を引き起こしている原因もここにあります。
運動にはストレスを解消する効果もあるので、内臓と繋がる自律神経を整える効果も期待できます。 特にデスクワークでエアコンの下にずっといる方は注意が必要です。
睡眠不足
睡眠不足になることで自律神経のバランスが乱れ、腸の活動も低下してしまいます。 さらに、本来睡眠中に多く作られる便が処理に遅れ、便が出ない状態で次の日を迎えるという悪循環を繰り返す恐れがあるため便秘になってしまいます。
ストレス
胃や腸は元々ストレスに弱いとされており、活動の低下や組織の酸化などを引き起こしやすい器官となっています。 胃腸を潤滑に動かしているのは副交感神経ですが、ストレスを溜めてしまうと交感神経が活発に働くために動きが鈍くなってしまいます。 これが原因で胃酸の過剰分泌や腸の痙攣を引き起こし、腸の状態は悪くなることが考えられます。
便意を我慢する
便意を我慢することで水分が失われ、便が酸化し硬くなることで便秘になってしまいます。 特に女性は便意を我慢する傾向があるので便秘になりがちです。 我慢することを繰り返すことでさらに便秘は進んでしまうので、催したときにトイレに行く習慣を作るようにしましょう。
便秘のタイプ
① 老化タイプ
老化により腸の働きが低下して起こる便秘となります。 60代以降の高齢者に多いタイプとなります。
② 疲労タイプ
疲労により起こる便秘になります。 虚弱体質の方もこのタイプになります。
③ 熱タイプ
身体に余計な熱が溜まっていることで腸の働きが悪くなり起こるタイプです。 ストレスや水分代謝が悪かったり、熱を産む食事をしていると起こります。
④ 冷えタイプ
冷えることにより腸の働きが低下して起こるタイプです。 冷え性の方や身体を冷やす食事ばかりしている人に多いタイプとなります。
⑤ 器質的なタイプ
過去に手術をしている、ポリープや癌などの病気を抱えている人のタイプです。
腸に限らず、腰痛やヘルニアなどに悩まされている方も便秘になったりします。
上記のタイプになりますが、これらのタイプが複合して起こることも珍しくありません。
例えば、もともと虚弱体質の方が腸の病気をして便秘がさらに酷くなったなどもあります。
ご自身がどのタイプに当てはまるのか?ということを全身の状態を知ることが大切になってきます。
病的便秘
便秘が原因で病気になる、もしくは便秘が病気のサインとなる場合がありますので、大変な事態になる前にしっかりとケアしていきましょう。
①過敏性腸症候群
ストレスや環境の変化などで起こる疾患になっております。 人によっては便秘と下痢を繰り返し、腹部の不快感、全身の疲労感が出やすくなります。
②大腸ポリープ
ポリープは腸や胃の内側にできる腫瘍のことで、これが腸内にあることで便の通過を妨げてしまいます。 大腸ポリープはガンに繋がることもあるので、早急に病院で検査することが大切です。
③大腸ガン
大腸ガンも便秘を引き起こす疾患ですが腹痛などの自覚症状があまりありません。 進行が進むと血便が出たり、肛門から出血したりしますのでサインが出たら即座に病院に行くことをお勧めします。
④子宮筋腫・子宮内膜症
子宮筋腫は子宮内に腫瘍を作る病気なので、それが腸内を圧迫して便秘になります。 子宮内膜症は増殖した内膜が腸と癒着してしまうと便秘に繋がってしまいます。
鍼灸が便秘に有効な理由
鍼灸は主に「弱ったところを強くする」「詰まったところを通す」「冷えたところを温める」「熱が溜まり過ぎたところを冷やす」といった効果があります。
そして、血液には「温める」「免疫」「栄養」の作用があることから、血液が「溜まり過ぎれば熱を生み」「少なければ冷えたり栄養不足」などになるため、身体の状態を診ながら鍼灸をおこなっていきます。
鍼灸をおこなうことで血液を集めたり、滞りを改善したり、分散させたりすることで身体のバランスを整えていくのです。
胃腸は血流や神経、ホルモンバランスなどの影響をとても受けやすいので、鍼灸でこれらを整えることで便秘が解消します。
治療のポイント
①体質を知ることが何より大切
便の状態、身体で他にどんな症状があるのか?というのを探して、総合的に診てどのような体質なのか判断していきます。
便秘だからと言って胃腸だけの問題ではないということですね。
②下剤を飲むタイミング
薬に頼っていると中々便秘は解消しません。というよりも薬の影響で徐々に腸の働きは低下していきます。
とは言っても薬を飲まないと1週間以上も出ない方は、最初は薬と併用して治療をしていかなければいけません。
何日まで経っても出なかったら薬を飲みましょう。という風にしていく必要があります。
③お腹の状態をみていく
全体の状態を診たら、お腹の状態をしっかり診ていく必要があります。
腹診をして治療方針を経てて行きます。
④タイプ別にツボを選択
便秘のタイプや体質などを考慮してツボと鍼灸での刺激量を決めていきます。
もちろん、必要に応じて全身に鍼灸治療をおこないます。
⑤必要に応じて腹部マッサージを併用
本当に頑固な便秘の場合、腹部マッサージを行うことで腸の働きが活性化します。
便が進む方向に合わせて刺激を加えることで、早ければ治療中には便意を感じてきます。
便秘に対するセルフケア
①お腹を温める
腸内は冷えることで活動が低下してしまうので、お腹を温めることで活動を活発にしていきます。 お腹と同時に腰も温めることで効果はアップしていくので、ぜひお試しください。
②定期的な運動を心掛ける
腸の活動が低下する原因として筋力お腹周りの筋力低下がありますので、腹筋を鍛えることは便秘解消に繋がります。 さらに、ジョギングや有酸素運動をすることは体のリラックス状態を作り副交感神経を優位にしてくれるので効果的です。
③食物繊維をたくさん摂る
腸の活動を活発にしてくれることや便を柔らかくしてくれる食物繊維は便秘にとって大いに必要なものとされています。 現代人は食物繊維が不足していると言われているので、積極的に摂るようにしましょう。
④ストレスを溜め込まない
ストレスは色々な病気の始まりと言われていますので、1番いいのは溜め込まないでこまめに発散することです。 「これをすればストレス発散!」というものを見つけて下さいね。
便秘に効果的な食事
食物繊維
食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあり、水溶性は水に溶け不溶性は溶けない物とされています。 水溶性食物繊維はリンゴ、みかん、ニンジン、トマトなどに含まれ、お腹の中で善玉菌に変換され便をゲル状に柔らかくしてくれます。
不溶性食物繊維はイモ、ごぼう、キノコなどに多く含まれ、腸の蠕動運動を活性化する働きを持っているため便秘を解消してくれます。
発酵食品
発酵食品に含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やしてくれる作用があります。 キムチ、味噌、ヨーグルト、チーズなどはこちらを多く含んだ食品となりますので積極的に摂取することをお勧めします。
お茶・水
腸内は酸化してしまうと便秘になる可能性が高まりますので、ある程度の水分量が必要となります。 冷え切った水を摂取してしまうと腸内が冷え活動が低下するので、冷え性の方は常温で飲むといいでしょう。
お茶に含まれるビタミンやミネラルは腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える働きがあります。 ただし、カフェインを多く含むお茶は便秘を促進させてしまう可能性があるので注意が必要です。
まとめ
便秘というと高齢者や女性に多いというイメージかもしれませんが、近年では小中学生の頃から便秘に悩まされている方が増えており、便秘人口は確実に増えています。
腸は第二の脳と言われるほど重要なところとなりますので、一刻も早く改善させることが大切となります。
便秘は高い確率で改善が見込めるので、横浜や鶴見に在住で便秘にお悩みの方は是非一度ご相談下さい。
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