ヘルニアと薬に戦った症例

ヘルニアと薬に戦った症例

ヘルニアの鍼

こんにちは。
今回はヘルニアと薬に悩まされた女性のお話しをしたいと思います。

ヘルニアで腰の激痛に悩まされた際にあなたはどうしますか?
まず病院で診てもらって痛み止めを処方してもらおうと考えると思います。

でも実際には、薬が全く効かず(もしくは効かなくなった)苦しんでいる人がたくさんいらっしゃいます。
鍼灸でどのように薬が効かないくらいのヘルニアが良くなっていったかを参考にしていただければと思います。

激痛で歩けない・・・

当院に始めて来たときはヘルニアによる腰の激痛で歩くのもやっとという感じでした。

話を聞くとヘルニアはもう5年以上前からあり、このような激痛は初めてではないとのことで、以前は薬と注射で1週間以上寝込んで治しましたとおっしゃっていました。

ただ、今回は1週間経っても激痛が治まらず、薬も全く効かないのですがる思いで当院に来たとのことです。

このような痛みの場合は神経の圧迫による炎症が起きているので、お尻や背中の血流を良くすることで患部の痛みを引き起こしている成分を流す目的で鍼灸を行いました。

また、痛みが起こっているところは筋肉で患部を守ろうとするので、凝り固まった筋肉をほぐして神経の圧迫を緩和することも行いました。

最初の施術後は動きが少し楽になったが痛みはまだまだあるとのことだったので2~3日後にまた鍼灸を受けてもらうよう促し終了しました。

薬が効くようになった?

2回目の施術前に間のお話を聞くと痛みが少しおさまり寝れる時間が増えたこと、薬が多少効くようになり楽な時間があったことなど成果がみられていました。

ヘルニアの施術で多くみられるのが施術を進めていくと効かなかった薬の効果が徐々に効き始めるということです。これは確実に効果がみられているサインでこれから成果に期待が持てるものです。

薬が切れると症状は激しく出る様子なので初回と同じように炎症緩和と筋肉の拘縮をとる施術を行いました。

薬が手放せない状態に・・・

3~4回の鍼灸治療を重なるごとに症状は緩和していきましたが、薬の量は減らないという状況になってしまいました。

患者さんはもうあの痛みを経験したくないという願望で薬が手放せなくなっていたのです。

薬は飲み続けると効き目が薄くなる可能性があるので早めに減らすように説得していましたが、不安には勝てないらしく食後に飲んでしまうとのことでした。

5回ほど施術を行うと日常生活での痛みはほとんどなく、薬だけ飲み続けて不安を解消してるとのことなので、本格的に薬を減らしていく作業を勧めました。

徐々に薬が減って落ち着く

そこから薬を1日2回、1回と徐々に減らしてくことができ、痛みもぶり返していない様子だったので施術の頻度を空け様子をみることにしました。

最終的にはヘルニアの再発もなく落ち着く状態まで至ることができました。再発と腰痛緩和の為に月に1度のメンテナンスを鍼灸で受けている状態です。

施術をしてみて思ったこと

痛みと薬というのは切っても切り離せないものだと思っていますが、ずっと飲み続けることはやはりやめた方がいいと考えます。

安心材料として薬を飲む方も多いと思いますが、副作用や効き目を考慮して必要な時に飲むようにした方が良いと思います。

薬を止めさせるのは大変だなと感じた症例でした。
是非参考にしてみてください。

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羅針堂鍼灸整体院

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