鍼灸を受けると身体を治すホルモンが分泌されたり、血流が良くなることで自己治癒能力が高まりますが、鍼灸を受けた日には極力避けてほしいこともございます。
それらのいくつかをご紹介させていただきたいと思います。
アルコールは控える
治療を受けた日のアルコール摂取には十分お気を付けください。
特に多くアルコールを飲まれると鍼灸の効果を下げる要因となりますので、飲むのであれば1~2杯程度の量としてください。
できれば当日は控えて頂くことが良いかと思います。
これは鍼灸治療によって血流を一時的に良くしますが、アルコールを飲んでしまうと体全体の血の巡りが良くなりすぎて必要な場所への配分がなくなることが考えられるためです。
必要な場所に必要な分だけの血流を送ることを目的としている鍼灸治療にとってアルコールは害となってしまいます。
当日はぬるま湯かシャワーで済ます
治療を受けた後のお風呂にも注意が必要で、アルコールと同様に血流の配分が崩れる恐れがあります。
当日はぬるま湯かシャワーのみで済ませて、その後は体を冷やさないようにだけご注意下さい。
熱いお湯に入ってしまうと適切な血流が乱れることや交感神経優位になっていまい鍼灸の効果を下げやすくなります。
また、血流が良くなりすぎてのぼせることや体のダルさを起こす危険性もあります。
激しい運動は禁物
鍼灸を受けた後に激しい運動をおこなうのは控えてください。
特に、ウエイトトレーニング、激しい有酸素運動、スポーツによって体を疲労させることなどは気を付けてください。
鍼を受けた後は一時的に筋力が落ちてパフォーマンスを発揮できないことやダルさ・疲労を極端に感じやすくなります。
鍼灸を受けることでリラックス状態になる副交感神経の働きを高めます。
激しい運動は交感神経を優位にし治療効果を下げる要因となりますので、できるだけ安静にしてお過ごし下さい。
早めに寝ることや昼寝は鍼灸の効果を高める
鍼灸を受けた日は早めに就寝するか昼寝をするよう心掛けていただければと思います。
夜はいつもよりも30分程度早く寝て、朝や午前中に治療を受けた場合は午後に昼寝を軽くすると鍼灸の効果が高まります。
副交感神経が優位になり、いつもよりも深い眠りになることで体を治そうとする働きが高まります。
昼寝も体を休めることでじっくりと鍼が馴染んで効果が高まりますのでおすすめです。
薬は極力控えて自己治癒力を促す
薬の作用と鍼灸の効果が反発しあってお互いの良い所を打ち消し合う恐れがあります。
鍼灸は自己治癒力を最大限に高めて効果を発揮するやり方なので薬の副作用に負けてしまうことが多いです。
どうしても薬がないと生活できないという方は治療当日は量を減らして様子を見てください。
徐々に薬の量を減らしていけると自分で治せる力が高まっていきますので意識してみてください。
食事は内臓に負担の少ないものと時間を気を付ける
鍼灸を受けた直後に食事をすることはあまりおすすめできませんので2~3時間あけてから食べるようにしてください。
また、脂っこいものや辛い物など内臓に負担がかかるような食事も控えていただくといいと思います。
消化にエネルギーを使い、鍼灸の効果を下げる要因となってしまいます。
さらに、鍼灸を受ける直前に食事を摂ることも控えるよう心掛けてください。
消化するために内臓に血流が集中するので思うような効果を得られない場合があります。
受ける1~2時間前に食事は済ませておくことが良いでしょう。
羅針堂鍼灸整体院
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