術後の腰痛にお悩みのあなたへ(症状編)

術後の腰痛にお悩みのあなたへ(症状編)

術後 腰痛

こんにちは。

 

前回は手術後の腰痛に関する理論編をお送りしました。
どういった疾患が手術になりやすいのか?
具体的な手術の方法などをご紹介しました。

 

読んでいない方は下記の記事をご覧ください。
https://rashindo-mr.jp/?p=2921

 

今回は術後の腰痛の具体的な症状や
改善方法などをご紹介していきたいと思います。

 

当院でも多くの方が術後の腰痛に悩まされています。

 

特に術後に年数が経過している方ほど
症状が改善しにくいことがあります。

 

出来れば早めの対処が必要になると思います。
お悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい。

術後の腰痛で起きやすい症状とは?

こちらでは術後の腰痛で起きやすい症状をご紹介します。
ただし全ての人に当てはまることではないのでご注意を。

腰に痛みが残る

例えば腰の配列を治すために金属を入れたとします。

 

基本的に人の体は抗体という機能により
体外で出来たものは受け付けないようになっており
筋肉や皮膚などで体を守ろうとする働きがあります。

 

それにより金属は異物を判断され
体から守ろうとするため
筋肉や皮膚は硬くなります。

 

硬くなった筋肉は痛みとして残り
その硬さが消えない限り
腰痛と付き合っていく必要があります。

 

術後の腰痛で最も多い症状であり
腰の真ん中に金属が入っている人は
腰の外側に痛みが出やすかったりします。

 

手術はその場の痛みとしては軽減しますが
長期的に考えると痛みを引き起こす原因にもなりまねません。

 

慎重に判断することが大切です。

お尻に痛みが出る

腰とお尻はとても関係が深いものになります。

 

腰の筋肉が引っ張られることで
お尻の筋肉が張ることもあれば、
腰の筋肉が弱くなり体を支えられなくなることで
お尻に負担がかかりやすくなることもあります。

 

特にお尻の外側の筋肉に張りが出やすく
歩く時に鈍痛が起こる場合が多いです。

 

高齢の方は筋力が弱くなってしまうので
体を支えるお尻の筋肉への負担は
とても大きいものになってしまうのです。

 

お尻に痛みを感じている方は
手術が原因かもしれません。

足の痺れが出る

体の神経は色々なところにあります。

 

術後は筋肉が硬くなることはもちろん、
神経の圧迫も起こりやすい症状の1つです。

 

腰の神経やお尻の神経などの圧迫により
足の痺れや痛みを招くことが多いです。

 

ヘルニアや坐骨神経痛の痺れと
術後の痺れは異なりますので
しっかりと区別することが大切です。

術後の腰痛を改善するには?

それでは痛みが出やすい術後の腰痛の
改善方法をご紹介したいと思います。

ストレッチを行う

ストレッチは正しいフォームで行うことで
筋肉の柔軟性を出すことや
痛みを感じにくくすることが可能です。

 

目的としている筋肉を緩めることで
頑固な腰痛も改善しやすくなります。

 

ただし、ストレッチは継続が必要になりますので
基本的には毎日行うようにして下さい。

 

お風呂上りなどは筋肉が柔らかくなっているので
ストレッチの効果も得られやすくなります。

負担をかけていることをやめる

最近では運動をしていた方が健康になれるという
考え方をしている方が増えてきています。

 

運動は健康増進やストレス緩和にとても重要です。

 

ただ、間違ったフォームや間違った負荷のかけ方は
腰痛の症状を増大させるリスクがあります。

 

1万歩毎日歩くことや
ジョギングを毎日することは
健康にとっては良いですが
腰痛を増大するリスクがあります。

 

正しいフォームで行うか
痛みがあるうちは距離や時間を減らすことを
オススメしています。

最後に

いかがだったでしょうか?
術後の腰痛についてご理解いただけましたか。

 

手術は良い面もあれば悪い面もあります。
それを理解した上で受けることが大切です。

 

特に腰やお尻には痛みが残りやすくなってしまうので
注意が必要になります。

 

ご紹介したセルフケアでしたら
簡単に出来ますのでぜひお試しください。

 

羅針堂鍼灸整体院

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