腎機能障害と腰痛について

腎機能障害と腰痛について

 

腎機能障害と腰痛について

腎臓が悪くなると腰痛の要因になるってご存知でしたか?

腰痛について詳しく知りたい方はこちら

さて、今回は腎機能障害の方のお話です。
鍼灸が内臓疾患にも対応できるということが、
徐々に認知されてきているため最近ではこのような問い合わせが多くなっています。

薬や病院の治療だけでは抑えられない症状があり、
痛みや違和感は鍼灸の方が効果があると考えられている方が増えているようです。

実際には痛みだけでなく、内蔵の機能も高めることができるので鍼灸は効果的です。
ガンの治療をしている先生もいるくらいなので、鍼灸がこれまで以上に病気に対応できる世の中になればいいなと思います。

鍼灸を受けに来た方は尿が出にくくなっているのと、
横になると腰痛が出ることで悩まれていました。

さらに尿管にも炎症が出ているため腹痛も起こり、
仕事や睡眠に支障を与えているとのことでした。

実際にどのように治療したか?回復過程はどうだったかを説明したいと思います。

 

①鍼灸で腹部を緩めて腎機能を上げる

内蔵の機能が落ちることによってお腹に反応がでます。
これは内臓と筋肉の関係によって起き、機能が落ちると周りの筋肉でカバーする働きがあるためです。

実際にこの方の腹部を触診すると尿道から腎臓にかけての筋肉が張っていました。
押すと痛みを訴えて、じっとしていても違和感があるという状態でした。

鍼灸で張り感を取ることに加えて、血流を良くすることによって腎機能が向上します。
内臓は血液で栄養を受け取っているので、流れを良くすることによって本来の働きに戻すことが可能なのです。

針とお灸を組み合わせることによってこの方の腹部も少しずつ緩んでいきました。
最初にあった腹部の違和感も完全になくなるまでに回復しました。

 

②腰痛と腎機能の関係について

腎臓と腰の関係はとても深く密接なため、腎機能が低下すると腰痛が起きやすくなります。
実際にこの患者さんも腎機能が低下してから腰痛が出始めたとおっしゃっていました。

腰には「腎兪」というツボがあり、東洋医学の中でも腰と腎臓の関係は深いとなっています。
腰痛が出ていなくでも腎兪にアプローチすることで腎機能を高めることが可能です。

針で刺激を与えることで腰の筋肉も緩みやすくなります。
お腹が緩むにつれて腰の痛みも軽減していきました。

 

このように腎臓と腰痛には深い関係があります。
内臓疾患でお悩みなら鍼灸をお試しください。

 

ブログ著者:副院長 高瀬由秀
腰痛・ヘルニア・不妊症専門の羅針堂鍼灸整体院
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