ゴルファーへの鍼灸治療

ゴルファーへの鍼灸治療

ゴルファーへの予防と鍼治療

こんにちは。

当院は横浜市鶴見区にありますが、ゴルフを趣味にしている方やレッスンプロなどが多く在住し、当院にも週末はゴルフ三昧という方が多くいらっしゃいます。

僕も初心者ながらたまにゴルフをやりますが、やった後の体への負担や痛みやすい場所などを実感しながら楽しんでいます。

患者さんの中にはゴルフをやって腰を痛めたとか肩が筋肉痛になったとか様々な症状を持ち帰ってくる方がいますが、痛めた部分が悪いとか筋力がないとかではないと思っています。

身体は連動しているのでゴルフに必要な動きがしっかりと行えていれば痛みや負担は少なくなると考えます。

今回はゴルフをやられる方に必要な鍼灸治療を紹介していきたいと思います。

ゴルファーへの鍼灸治療とは?

①可動域に着目する

まず、ゴルフのスイングを行うにあたって一番重要なのは可動域です。
テイクバックから切り返しまでの動きがとても重要ですが、この時に肩甲骨と股関節の可動域が不足しているとキレイなスイングはできません。

上半身と下半身の連動によってキレイなスイングが完成するので、どちらかだけが柔らかいのも良くありませんね。

肩甲骨の周りの筋肉を緩めることも重要ですが、胸郭といって胸にある背骨の可動域を出すこともとても大切です。

鍼灸治療をおこなう際に背骨の際の筋肉を狙ってあげると身体を回す動きが出やすくなります。

股関節も可動域が悪くなると腰に一気に負担が出やすくなります。
お尻周りや内転筋を緩めてあげることで股関節の可動域が広がり連動した動きを出すことができます。

お尻の筋肉は厚みがあり、奥までほぐさないといけないので鍼が治療に適していると思います。

このように2つの可動域を出すことでキレイにスイングでき、かつ飛距離アップも期待できます。

②肘周りは入念に緩める

ゴルフ肘と言われるくらいゴルフと肘の痛みは密接で、肘の痛みがあってゴルフを諦めている方も多々いる印象です。

手首を返す動作で使われる筋肉で外側上顆と呼ばれる肘を支える部分が激痛を引き起こします。

手打ちになっている方は特に肘周りを痛めやすく体幹の可動域を出す事はとても重要ですが、肘に関連する筋肉をを緩めることも予防に繋がります。

手首から肩までの広い範囲を入念に緩めることでゴルフ肘の予防になり、治療も同時に行えます。

③ギックリ腰の予防

ゴルフで痛めやすい部位はやはり腰が多いでしょう。
当院でもゴルフをやってギックリ腰になってしまった方がとても多いですし、ピキッとなったという方もたくさんいます。

ギックリ腰の明確なメカニズムはまだわかっていませんが、腰が張っている状態が続くと起こりやすいのは事実かと思います。

特にゴルフでは腰の奥の筋肉を使いやすいのでしっかりと緩めていくことが重要です。

プレイする前の施術が大切

ゴルフの後にマッサージを受ける方も多いと思いますが、柔軟性を出すのはプレイ前が有効です。

固まっている状態ですとケガの原因にもなりますし、余計な負荷がかかって筋肉が硬くなる要因になります。

オススメとしてはプレイする2日前~前日が良いと思います。
可動域を出してあげることで飛距離アップも期待できますし、いいスコアを出すことも可能かもしれません。

鍼灸治療を上手く活用することでゴルフ上達の近道に?!

著者:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-11-11鶴見クリーンハイツ202号室
羅針堂鍼灸整体院 高瀬


羅針堂鍼灸整体院

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