横浜市鶴見区で不妊治療を受けるなら当院へ。不妊症の要因となる生理痛や生理不順、子宮内膜症などの婦人科疾患に対して鍼灸をおこない妊娠体質を目指します。妊娠をしてからも流産や逆子に対してもサポート

らしんどう鍼灸整体院
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不妊症一人で悩まないで・・

不妊症って?

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WHOの定義で避妊をせず1年以上妊娠をしない状態を不妊症とされています。
ひと昔までは3年となっておりましたが、短く改訂されました。
これにより不妊の認知度が高くなった一方で早期での高度医療の移行が進み、医療費の増大や薬の処方が増えることでの自然妊娠の確立低下が問題となっています。

不妊症の社会情勢

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日本の出生数は第1次・第2次ベビーブームで約200~250万人いたのに対し、今では年々減少傾向にあり平成23年に最低出生数を記録し約100万人にまで減ってきています。
これらの背景には高齢出産の増加や経済の悪化、子供を欲しいと考える人が少なくなったことなどがあります。
35歳以上で出産する女性は10年前に比べて約5倍に増えたというデータがあります。
高齢出産によって子供がで出来やすい時期に産むことが出来ないという現状は日本の大きな問題となっています。
その影響で体外受精で妊娠を考える夫婦も多くなり、今では総出生数の約3%は体外受精による子供が誕生しているのです。

不妊で悩む夫婦は6組に1組と多くいますが、それに対応できる専門の病院は約500余りと言われています。
患者数は増えているが病院が少ないので、待ち時間がストレスになるという問題もあります。
対応できる施設の確保や不妊症に対する正しい知識を持つことは必要です。

不妊症の歴史

今では不妊症といえば認知されていますが、ひと昔の20年前にはあまり知られることのない症状でした。
日本の不妊治療の歴史は1949年に初めて人工授精が成功し、そこから約30年後に体外受精、1944年に顕微授精が成功してきました。
しかし、不妊症自体は紀元前の時代から中国では存在していたそうです。
西洋医学が発展する前から東洋医学では鍼灸や漢方では治療が進んでいたとされています。

不妊治療が世間一般とされ始めたのはここ5年から10年であり様々な研究や報告が出てきています。
10年前と今では高度医療を受ける患者は約2倍に増え、今では不妊症=高度医療という考え方が主流になりつつある…

ここで考えていただきたいのは50年~100年前にはこんなに不妊症患者がいなかったのになぜこれまで増えてしまったのかということです。
それには動かなくても生活できることや簡単に食べ物が手に入ってしまう社会がそうさせているのではと考えます。
次世代の不妊患者を増やさないためにも生活の見直しは必要です。

不妊症と病気の違い

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一般的な病気とは違い不妊症には痛みやどこが腫れているということはありません。
さらに症状によって検査ができる一般的な病気とは違い不妊症は検査で分かることはそれほど多くはなく、原因不明とされてしまうことも多々あります。
卵子や精子に異常がなくても受精できないこともありますし、排卵していても卵子に変性があれば妊娠できません。
そんな明確な原因などが多くないというところも特徴の1つです。

不妊の原因を探る際には妊娠に至る過程での障害や欠如などから判断することが多く、ピックアップ障害や着床障害などがこれに当てはまります。
不妊に悩む方はどこに原因があるのか、何が悪いのかというのを考えますが、今の医療では正しい検査をしても正確な原因は見つからない場合が多いので
何が出来ていないのか、何の機能が落ちているのかなどを着目するといいでしょう。

不妊の原因

不妊の原因には女性因子と男性因子に分けられます。%e5%8e%9f%e5%9b%a0
女性のみに原因がある確率は約40%
男性のみに原因がある確率は約25%
男女両方に原因がある確率は約25%
その他の確率は約10%です。

女子因子

(1)排卵因子
月経不順が主な原因になります。生理周期が25日から38日であり、基礎体温がきちんと2層に分かれている場合には問題がありませんがそれ以外に
当てはまる人は排卵因子の可能性が高くなります。
排卵因子の原因はホルモンの分泌異常やストレスなどの精神的なもの、過度なダイエットの成功などがあります。
若年性で卵巣の機能が極端に低下し無月経になることも不妊症の原因になります。

(2)卵管因子
クラミジアの感染などで卵管が閉塞したり癒着したりすることで卵管に卵子をを上手く取り込めない状態をいいます。%e5%8d%b5%e7%ae%a1%e5%9b%a0%e5%ad%90
女性はこの感染に気付かないことも多いので知らないあいだに症状が出ていたというのも少なくありません。

また、虫垂炎や骨盤内の手術を受けたことがある方に卵管の癒着が見つかることがあります。
心配な方は病院できちんと検査してもらうといいでしょう。

(3)子宮因子
子宮には平滑筋という筋肉が存在します。その平滑筋の細胞が以上に増殖することで起こるのが子宮筋腫です。
この子宮筋腫は受精卵が子宮内膜への着床障害を引き起こし不妊症の原因となります。
また子宮筋腫は精子を卵子に運ぶ際の障害となります。
月経血が多かったり月経の期間が極端に長い、生理痛が激しいなどの不調がありましたら医師に相談するといいでしょう。

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(4)免疫因子
何らかなの原因で男性の精子を受け付けない抗体を作ってしまい破壊や通過を妨げたりしてしまうことをいいます。
こういった場合は人工授精をしても精子を受け付けないのでほかの方法をとることが多くなります。

(5)原因不明の不妊症
不妊症の検査をして原因が見つからない場合をいいます。
現代の原因不明の不妊症の方は全体の3割以上いるとされ、これは増え続けている数字です。
しかし、原因が本当にないわけではなく検査の段階で見つからない場合も多くあります。

唯一の原因として指摘されているのは加齢です。
晩婚化により卵子が妊娠に対する力を失っている可能性があります。
卵子力をアップさせることはとても重要です。

男性不妊

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(1)性機能障害
ストレスや過労に伴い有効な勃起が起こらず性行為に至らない勃起障害(ED)や膣内で射精が出来ない膣内射精障害などがあげられます。
また、タイミングを意識するあまりプレッシャーとなって性行為が出来ない場合もあります。

その他にも動脈硬化や糖尿病の合併症により勃起障害が併発する場合があります。

(2)精液性状の低下・無精子症
精子を作る過程で形状や運動能力獲得能力に異常があると精子の数や運動率低下が起こります。
このことにより受精率が低下して不妊の原因になります。

また、精液中に精子が全く見られないことを無精子症といいます。
その中に閉塞性無精子症があります。これは精子が作られているが精液中に出てこない状態をさします。
睾丸に炎症が生じたり鼠径ヘルニアの手術後に発症する場合があります。

無精子症の原因にクラインフェルター症候群による染色体異常があります。
生まれたときに染色体の異常により発症します。

無精子症でも精路を通したり精子を取り出し顕微授精を行うことで子宝に恵まれることもあります。

不妊症の検査

自分が不妊症なのか検査をする場合には病院にて行われます。
原因が分かって初めてスタートラインに立つような感じですね。原因が分からない不妊症に対しては体質(冷えやホルモンバランスなど)を変えることで
妊娠体質になる可能性があります。

ここでは病院で行われる検査について説明いたします。

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基礎体温

基礎体温は卵巣の働きを知るために大切な手段になります。
排卵の有無や黄体機能の判定に用いられます。

超音波検査

細い棒状の機械を膣内に入れることで子宮筋腫、卵巣嚢腫などを判断することが出来ます。
また、子宮内膜の厚さや卵胞の発育を知ることも出来ます。

子宮頸管粘液検査

子宮口から粘液を採取し、量、色、粘性を調べることが出来ます。
排卵の時期から卵巣の機能がしっかりしているかも知ることが出来ます。

フーナーテスト

性交渉後に子宮粘液内にある精子の状態を確認する検査をいいます。検査の初期段階で行うものであり、精子の数や運動の状態をみることで子宮内粘液との相性を確認します。
元気な精子を保つために男性側は睡眠時間や食生活に気を付けながら生活することをおススメします。心配な方は約2日間の禁欲をおこない検査に行くといいでしょう。
フーナー検査の結果は以下の通りとなります。
・15個以上(優)    妊娠の可能性が高い
・10~14個(良)   妊娠が十分に期待できる数
・5~9個(可)     妊娠が期待できる数
・4個以下(不良)    妊娠の可能性が低い数
このように元気に動く精子の数で検査の結果は決まります。
フーナーテストで不良になってしまう要因は男性側の精子の状態以外に女性側の抗精子抗体があります。この抗精子抗体は精子が外敵だと勘違いして攻撃してしまうものです。
早い段階で医師と相談し治療することがいいでしょう。

抗精子抗体検査

フーナーテストの結果が複数回不良の場合に行う検査です。
精子を外部からの異物と判断して攻撃して排除してしまう抗体です。
陽性反応が強い場合には早めにステップアップを考えるといいでしょう。

子宮卵管造影検査

子宮の入口から造影剤を注入し、レントゲンを撮ることで子宮の形や大きさ、狭窄の有無などを
検査することが出来ます。
また、カテーテルを通過させることで軽度の卵管の癒着を広げる効果も期待できます。

通気検査

ガスを子宮から卵管に通し、圧力の変化で卵管の通過性を予想する検査です。
卵管造営検査と同様な効果を期待することが出来ます。

ホルモン検査

ホルモンの値を検査することで卵巣の働きや排卵障害の原因などを調べることが出来ます。
FSH(卵胞刺激ホルモン)LH(黄体化ホルモン)
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
プロラクチン
甲状腺ホルモン
テストステロン

子宮鏡検査

膣からカメラを入れ、子宮の中を直接見る検査です。
ポリープの有無や子宮の内側の状態を調べることが出来ます。

クラミジア検査

子宮内にクラミジア菌がいるか調べる検査になります。
クラミジア菌は卵管の癒着や閉塞させる要因になる感染症の1つです。

精液検査

精液中の精子の状態を見る検査になります。
精液の量、精子の数、運動率、奇形率などを調べます。

不妊治療のステップ

・タイミング法 排卵日に合わせてセックスをする方法

・人工授精 精子を子宮内に直接注入する方法

・体外受精 精子と卵子と採りだして培養液の中で受精させる方法
その後、受精卵として子宮内に戻す

・顕微授精 顕微鏡を使い卵子に直接精子を注入する方法
これ以外は体外受精とほとんど同じ

各種の確率

タイミング法 20代→50%以上
30代前半→35%
30代後半→30%
40代→30%以下

人工授精   20代→15~20%
30代前半→8~10%
30代後半→8~10%
40代→5%以下

体外受精   全体で20~40%と言われている
(病院によって方法や確率が違う)

顕微授精   20代→40%
30代前半→35%
30代後半→20%
40代→10%以下

※効果には個人差がございます

卵子の質

卵子のグレードは形態から判定されます。%e5%8d%b5%e5%ad%90%e3%81%ae%e8%b3%aa
「4AA」や「4AB」などの表記でされる施設が多く、数字が大きいほど成長速度が速いとなり良好な状態となります。
1つ目のアルファベットは赤ちゃんの細胞の状態を、2番目のアルファベットは胎盤となる細胞の状態を
それぞれ表しています。

胚盤胞のステージ

Grade1:胚全体の割合が50%以下の初期状態
Grade2:胚全体の割合が50%以上を占める初期状態
Grade3:胚全体の割合が100%に広がった完全状態
Grade4:胞胚腔が拡大し拡張する状態
Grade5:透明帯から一部が抜け出ている状態
Grade6:透明帯から完全に抜け出た状態

不妊症の薬について

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クロミッド(排卵誘発ホルモン剤)

不妊症における排卵障害を誘発するもの
無月経・月経周期の乱れなどに効果的

副作用
子宮内膜が薄くなる、下腹部痛、多胎妊娠、頭痛、不安、悪心・嘔吐、尿量増加など

デュファストン(黄体ホルモン)

無月経、月経周期異常、月経量異常、子宮出血、流産などに効果的

副作用
脳梗塞、心筋梗塞、視力低下、複視、頭痛、呼吸困難、全身紅潮など

プレマリン(卵胞ホルモン)

卵巣機能不全症、子宮出血、膣炎など

副作用
下肢の浮腫み、呼吸困難、めまい、視力障害、胸痛など

ルトラール(黄体ホルモン)

無月経、月経周期異常、黄体機能不全、流産など

副作用
脳梗塞、心筋梗塞、視力低下、複視、頭痛、血栓症など

ソフィアA(卵胞・黄体ホルモン配合剤)

月経周期異常、無月経、月経量異常、月経困難症など

副作用
血栓症、頭痛、視力障害、静脈炎など

プレドニン(ストロイド薬)

副腎皮質障害による排卵障害、血液障害、リウマチ、膠原病など

副作用
免疫力低下、月経異常、クッシング症候群、下痢、悪心・嘔吐、不眠など

マーベロン21(低用量ピル)

避妊、排卵抑制、着床障害、精子通過阻害

副作用
下肢の浮腫み、息切れ、頭痛、血栓症など

妊活・妊娠力を維持するには・・・

今、妊娠力をアップさせる方法や妊活などはたくさんあります。
まずは自分の身体の事を確認する必要があります。

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子宮・卵巣の状態

・生理周期が乱れていないか
・生理痛が激しい
・生理の際に量が多い・塊が出る
・感染症にかかったことがある
・婦人科疾患がある

体質

・冷え性がある
・肩凝り・頭痛がある
・イライラが激しい
・下痢や便秘を繰り返す

生活習慣

・夜更かしをしがちである
・運動不足
・偏食傾向
・喫煙している

パートナーとの関係

・セックスの回数が1ヵ月で1回程度
・性欲がない
・パートナーとの愛情がない
・仕事で忙しい
・妊活に協力的ではない

上記の項目に心当たりはありますか?
治療に入る前に自分の身体についてよく知り、生活習慣から体質を変えることでも妊活になります。

最近ではすぐに高度医療に治療を求める方がたくさんいます。
人間はもともと性行為で普通に妊娠してきました。

ですが、社会の発展や日常生活が便利になったことで体質が変わり始めているのが現状です。
日常を変えることで妊娠体質になる近道となる可能性が高まります。

まずは食事・運動・睡眠の3つを意識するといいでしょう。

不妊症と食事

人間の身体は食べ物から出来ているといっても過言ではないと思います。
女性にとって必要な食べ物、多く摂ってはいけないものがあります。
便利になった現代では保存料や添加物が多く入った食材や食べ物は多く流通しています。
まずはこれらを食べないというところから初めてもいいかもしれません。

女性にとって冷えは悪いほうにしか働かないものです。
食材には冷えるもの・温めるものが存在し組み合わせによってもこれらは変化します。
冷やすものを少なくし、温めるものを多くとることで妊娠体質になる近道になるかもしれません。

上記のもの意外に摂っていいもの悪いものを少し説明したいと思います。

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(良いもの)ココナッツオイル、MCTオイル、アボカドオイル、クリルオイル、オリーブオイル、ギー、バター
(悪いもの)ひまわり油、サンフラワー油、キャノーラ油、マーガリン、ラード

お肉

(良いもの)牛肉、ラム肉、グラスフェッドの肉
(悪いもの)鶏肉、豚肉、工場畜産肉

(良いもの)低水銀のもの
(悪いもの)高水銀のもの、養殖のもの

野菜、汁物などは多くとる必要があります。
お菓子やチーズなどは控えることをおすすめします。

ですが、大切なこと楽しく美味しく食事をすることだと思います。
夫婦そろって食べるということもとても大切なことですので覚えておいてください。

不妊症と運動

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現代、運動不足な人がとても多いです。
不妊症の方にとっても運動は良いからだ、すなわち体質改善を行うにあたって重要な要素になります。
運動を行う際に気を付けるポイントがありますのでご紹介します。

・簡単であること
・毎日続けられること
・心拍数が少しだけあがること
・単調な動きであること
・できれば午前中にやること
・ストレスにならないこと

これらを気を付けていただくと効果的な運動が行えると思います。
毎日簡単な運動でいいので続けていただくと身体も温まりやすくなるでしょう。

不妊鍼灸

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鍼灸治療には大きな可能性があります。
現代の病院の検査や処置のほとんどが西洋医学に基づいた方法になります。

しかし西洋医学では判断できない原因不明の不妊症がなんと全体の4割もいるのです。
検査で異常なしと言われたり、これ以上何もすることがないと言われたりする方がとても多いのです。

今、そんな方に対して東洋医学的な治療が注目されています。
東洋医学的な治療とは主に「気」と「血」に着目したものです。

気と血は人間だれしもが持つものでありますが、生活習慣や体質によりこれらが多くなったり少なくなったりします。
ただし不妊症に関わるものはこれらが少なくなっている状態がほとんどです。
鍼灸を使って足りなくなっているものを補っていくことが重要になります。

(五臓六腑について)
東洋医学の考えで人間の体は五臓六腑という器官により調節されています。
これらにはそれぞれ役割があり、増えすぎても少なすぎても体に不調を訴えるものになります。
ここでは不妊症に特に関わりのある器官をご紹介します。

肝(かん)

肝は血(血液)を貯蔵する場所であり、必要に応じて供給する調節機能を持っております。
これが低下するとイライラしたり疲労感を訴えたり消化器系に影響を与えたりします。

特にストレスと関わりが深い物になりますので、影響を受けやすい女性にとっては肝を調節することは大切になります。

脾(ひ)

脾は消化吸収を担う大切な器官になります。
飲食物を胃腸で消化した後、体にエネルギーとして気や血を運搬する働きを持っています。

生理にも関係が深いので不妊症にとっては大切なものです。

腎(じん)

腎は生殖器や成長に関与する体でとても大切な器官です。
不妊症にとって腎の気は深く関係があるのでこれを高めることは非常に重要です。

腎の気は年齢と共に衰えてしまい、免疫力や体力回復の低下が著しく起こります。
子宮の老化防止にも役立ちます。

三焦(さんしょう)

三焦は上焦、中焦、下焦というものに分けられます。
これらが上手く働くことで体の中の水分や栄養分を必要な器官に運ぶことが出来るのです。

三焦は冷えにも関係がしてくるので不妊症にとっても重要なものとなります。

不妊症と日常生活

不妊症の原因は様々ありますが、それを改善するためには高度医療だけに頼るのではなく日常生活を改善する事もとても大切になります。%e6%97%a5%e5%b8%b8%e7%94%9f%e6%b4%bb

当院では食事・運動・睡眠の質を改善する事で妊娠体質になる近道を導くように心掛けています。

ただしこれらの質の向上を妨げてしまうものがあります。それはストレスです。
ストレスは女性の体にとって様々な要因を与えてしまいます。
ストレスによって起こるリスクと、それが不妊症にどう繋がるのかを説明します。

冷え

ストレスは交感神経(興奮する神経)を優位にしてしまい血管を収縮させる働きがあります。
内臓に栄養を送っているのは血液ですのでこれら滞ってしまうと不妊の原因の冷えに繋がります。

免疫力低下

過度なストレスを持続的に感じると自律神経のバランスが崩れ免疫力低下を招きます。
免疫力の低下は様々な病気を発症させます。
もちろん子宮の良い状態も維持できなくなりますのでどんどん弱ってきてしまいます。

内臓機能低下

自律神経は内臓機能にも大きな役割を担っています。
もちろん妊娠に大切な子宮や卵巣も自律神経のおかげで動いていますのでストレスは本当に厄介者です。
さらに食物を消化する胃腸も不妊症にとって大切になりますので自律神経は乱したくなりですね。

睡眠障害

ストレスは睡眠の質も低下させます。
眠れない=体が休まらない。ということになってしまいます。
寝ているときにたくさん出るのがホルモンです。
女性ホルモンは妊娠にとって必要不可欠なものですので阻害されるのは本当に良くありません。

加齢に伴うリスクとは?

女性の持つ卵子は生まれた瞬間から徐々に少なくなってしまいます。
初潮を迎える際には生まれたときの約10分の1に減ってしまっています。
さらに年齢を重ねるごとに卵子へのダメージや老化、数の減少は進んでしまうのが現状なのです。

加齢に伴う妊娠・出産のリスク

・卵子の数の減少
・卵子の質の低下
・ホルモン分泌の低下
・婦人科疾患にかかるリスクが高まる
・高度医療(人工授精・体外受精など)の妊娠率の低下
・染色体異常の増加
・流産・胎児異常の確立増加
・妊娠高血圧・妊娠糖尿病の増加

卵巣年齢を加速させるリスク

・夜更かしをすることが多い
・常に緊張状態が続いている
・喫煙
・肥満ぎみ
・急に痩せた経験がある
・生理周期が不安定
・偏った食事
・運動不足
・ストレスをためることが多い

高齢になることで妊娠の確立以外にも周りのサポートの問題も生じてきます。
子育てをするパワーや親のサポートも大変になってきます。
適齢期というものがありますが、夫婦間でしっかりと話し合う必要があると思います。

妊娠について

Illustration of sperm and egg cell

妊娠の仕組みについて

妊娠・出産は神秘的なことです。
新しい命を生み出す大変な作業ですので奇跡が重なり合って起こることになります。
妊娠について仕組みや情報をお伝えしたいと思います。

精子と卵子の出会い

精子は睾丸で1日に5000万~1億個作られ、一回の射精で1~4億個出されます。
卵子は女性が生まれたときから数は決まっておりその数は約200万個で閉経ごろまでになくなっていきます。

卵子は基本的に1ヵ月に1個、卵管から出てきます。これを排卵といいます。

受精は数億の精子と1個の卵子が合体することで行われます。
これで受精卵となり細胞分裂を繰り返しながら、子宮内膜に着床すれば妊娠の成立です。

妊娠の兆候

妊娠が成立すると生理の約1週間前から兆候が現れます。
腹痛や肌荒れ、おりものの状態が変わったり、だるくなったりと様々な症状が出てきます。
薬局で売っている妊娠検査薬を使うといいでしょう。

妊娠初期

妊娠0~4か月の期間をさします。
このころの一番の症状は何といってもつわりです。
吐き気、頭痛、胃痛、眠気、食べ物の嗜好の変化などがあります。

赤ちゃんは様々な器官が作られ始め、だんだんと人の形になる頃です。

妊娠中期

妊娠5~7ヶ月の期間をさします。
つわりの症状が楽になりはじめ、体調が徐々に回復していきます。
安定期はこの頃から始まります。

赤ちゃんの体も出来はじめ胎動を感じられるようになります。

妊娠後期

妊娠8か月から出産までに期間をさします。
この頃から赤ちゃんの成長が急速に発達し髪の毛や爪なども伸びてきます。

母体への負担が大きくなり内臓に圧迫を受け、食欲不振や動悸、頻尿、便秘などの症状が現れます。
慎重な観察が必要になります。

死産・流産のリスク

死産

死産とは妊娠12週以降の死亡胎児の出産のことをいいます。
原因としてへその緒や血液のトラブルがあり、予測するのは不可能に近いと考えられています。

定期的な検診をきちんと行い危険の場合はすぐに対処できるように心掛けましょう。

流産

流産とは妊娠22週の前に妊娠が途切れてしまう状態をいいます。
原因の多くは胎児の染色体異常です。
流産を防ぐ予防として体を冷やさない、喫煙しない、ストレスを溜めないことが重要です。

補助金制度について

厚生労働省では体外受精および顕微授精を受ける方々に対して補助金制度を設けております。
対象者は不妊治療以外の治療法によって妊娠が見込めない、もしくはこの可能性が極めて少ないと医師から
判断されたときです。

1年度あたり1回15万円を2回まで。最大で5年間支給されます。
この制度を受けるにあたって特定の医療機関が指定されています。

また、自治体(市区町村)で助成制度を設けている場合もあります。
自治体によって金額は異なりますが、医療費の上限を上回った分を最大○○万円まで補助するというものです。

金額や補助される機関は自治体や担当医とお聞きください。

横浜市のレディースクリニック

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【神奈川レディースクリニック】
〒221-0822
横浜市神奈川区西神奈川1−11−5
ARTVISTA横浜ビル6階

TEL:045-290-8666(診療時間内受付)

【聖ローザクリニック横浜ステーション】
〒220-0011
横浜市西区高島2-3-19高島ビル5階

TEL:045-440-2800

【レディースクリニック市ヶ尾】
〒225-0024
神奈川県 横浜市 青葉区市ヶ尾1154
市ヶ尾プラーザビル1F

TEL:045-979-1797

【港南台レディースクリニック】
〒234-0054
神奈川県横浜市港南区港南台4-1-1 テスコビル2階
JR港南台駅から徒歩1分

TEL 045-831-3580

【東條ウイメンズホスピタル】
〒233-0013
神奈川県横浜市港南区丸山台2-34-7

TEL:045-843-1121

【横浜きりがおかマタニティクリニック】
〒226-0016
神奈川県横浜市緑区霧が丘3-16-1

TEL:045-465-4701

【浅川産婦人科】
〒230-0062
横浜市鶴見区豊岡町22-15

TEL:045-581-3551

【矢向レディースクリニック】
〒230-0001
横浜市鶴見区矢向5-9-23
健ナビメディカルモール3F

TEL 045-633-4189

【済生会横浜市東部病院】
〒230-8765
神奈川県横浜市鶴見区下末吉3-6-1

TEL:045-576-3000

最後にあなたへ

いかがでしたか?
あなたにこの記事が少しでも参考になればうれしいです。
近年、不妊症で悩む女性が本当に増えています。
しかし病院の検査や治療は流れ作業になっていっているのも事実です。
これは患者数が増えれば当然の事だと思いますが、これでは治療の質は上がらないと思います。

患者様一人一人としっかり向き合うことで悩みや葛藤が見えてくると考えています。

この記事を読んだあなたは一人で悩んでほしくありません。
一人でも相談出来る人、悩みを聞いてくれる人がいてほしいと願っています。

そして不妊症に悩む人が一人でも少なくなればと願っています。
この記事が多くの人に届きますように・・・


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