黄体機能不全とは?
黄体とは排卵後に卵巣の中にできる組織のことです。この黄体が黄体ホルモンを分泌し子宮内膜を厚くすることで妊娠の準備を促します。
黄体の機能によって妊娠しやすい状態を作ることが出来るのです。この黄体の機能が上手に働かなくなることを黄体機能不全と言います。
黄体ホルモンは基礎体温を上げる役割も果たしているので、この機能が悪くなることで高温期に体温が上がらないことや高温期の周期が極端に短くなるという症状も引き起こします。
黄体機能不全と不妊症の関係
原因は脳下垂体から分泌される「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体形成ホルモン(LH)」の分泌量の低下と黄体ホルモンに対する子宮内膜の感受性の低下があります。
この黄体機能不全を起こすことで子宮内膜の発達も悪くなり、受精卵が着床しにくくなってしまいます。不妊症の原因の1つでありますので血流の改善や基礎体温を正常にすることはとても大切です。
不妊鍼灸の効果についてはこちら(リンク)