こんにちは。
横浜で不妊治療を専門とした治療院を開いております
羅針堂鍼灸整体院の院長佐藤です。
あなたは現在不妊症でお悩みですか?
今回も不妊治療をする中で子宮内検査をする方に
不妊症の原因についてお話しをしていきたいと思います。
今回は「卵管因子による不妊症」のお話しをしていきます。
そもそも卵管とは
簡単に言えば精子と卵子が出会うところになります。
そこから、受精卵を発育させてから
着床場所である子宮へと送ります。
卵管に障害が起こるということは
精子と卵子が出会えずに受精出来なくなります。
そのことを卵管性不妊症と呼びます。
主な原因としては
「細菌感染」ですと性行為により梅毒やクラミジア、淋病などが考えられ
「卵管内膜障害」ですと胚の成長不良や移動時の妨げになります。
その他にも卵管部が細くなる「卵管閉鎖・卵管狭窄」により
精子や卵子が通れずに不妊症となるケースがあります。
ただ、卵管部に障害があり、上手く受精が出来ないけれど
子宮自体は正常なので身体の外で精子と卵子を受精させて
子宮に戻してあげて着床が出来れば赤ちゃんを生むことが出来ます。
卵管因子による不妊症もご覧の通り様々な要因があり
原因によっては卵管鏡下卵管形成術(FTや腹腔鏡手術などの選択肢もあるため
担当の先生と決めていくのが良いでしょう。
体外受精を行うにしても、着床率を高めるのは子宮の状態や
精子と卵子の質になってきますので
鍼灸や日常生活の見直しや基礎体温のチェックで
ご自身の身体の状態の把握と体質を変えていく必要があります。
卵管に障害が出た根本は体質にあるかもしれません。
本気で子宝を授かりたいのであれば
体外受精で運頼みにする前に
体質を改善させて妊娠の確率を上げることをおすすめします。