妊活を円滑におこなっていく中で体型はとても重要になって来るのですが、実は太りすぎていても痩せすぎていても妊娠しにくい体質となってしまうのです。
女性は特に理想とする体型もあったり、綺麗であり続けたいという願望は少なからず感じているものだと思います。
妊活をおこなうに当たって体型というのはとても大切になってきますので、今回は理想の体型についてお話をしていきます。
体脂肪率とBMI
理想の身体を目指すためには具体的な数字が必要となってきます。
そのうえで体脂肪率とBMIが目安となってきますが、この両者がどのようなものなのかお話をしていこうと思います。
体脂肪率とは?
体脂肪率は身体全体から見た時に何パーセントの体脂肪があるのかということになりますが、理想は22%前後だと言われていますが17~24%の間にあれば標準の範囲になってきます。
体脂肪率が30%を超えてしまうと肥満ということになってしまうので気を付けましょう。
BMIとは?
BMIとは身長と体重のバランスを計測したものになりますが、計算方法はBMI(ボディー・マス・インデックス=体重〈kg〉÷身長〈m〉の二乗)となり、理想は22前後と言われています。
また、18,5~25の間にあれば標準となります。
3~4キロ体重に変化があるだけでもホルモンバランスに影響があり、特に女性の場合は月経周期や生理の状態に大きく影響が出てきます。
身長と体重のバランスを整えることで理想的な身体の第一歩となります。
大きな落とし穴
ただ、ここで大きな落とし穴があります。
脂肪より筋肉の方が重いのですが、例え理想的なBMIの22だったとしても「脂肪が多くて、筋肉が少ない」場合と「脂肪が少なくて、筋肉が多い」場合では身体の内面の質に大きく差が出てきます。
適度な脂肪量に対して適度な筋肉量があることでバランスの取れた身体に始めて近づくことが出来るのです。
筋肉ムキムキになる必要はありません
脂肪が多くてもダメですが筋肉を増やし過ぎる必要はありません。もちろん筋肉をつけることで血流の改善や冷え性に対して効果的ですが、必要以上の負荷をかけてしまうと逆効果になってしまいます。
女性アスリートが生理不順などに悩まされるというのは必要以上に負荷をかけてしまっていることが原因と考えられます。
理想の筋肉量は35%前後ですが、最初は数分で出来る運動から初めてみると良いと思います。
モデル体型を目指していませんか?
女性が理想とする体型はもしかしたらモデルさんみたいなスレンダーなイメージを持っている方もいるかと思います。
もちろんスタイルも良くて素敵だとは思いますが、女性が綺麗だと感じるスタイルと妊活での理想のスタイルは別物になってきます。
モデルさんの中には痩せすぎて生理が来ない方もいるくらいなので、痩せすぎるとホルモンバランスが乱れる要因となってしまうので要注意となります。
中間を目指そう!
太り過ぎても痩せすぎても脳からのホルモンの分泌が悪くなり、結果として生理不順などの原因となり妊活の阻害因子となってしまうので、標準を目指していただければ良いですよ。
最後に
まずはBMIを目安にしてみて下さい。
太り過ぎても痩せすぎても妊活には不利となってしまうので、ご自身がこれから妊活を円滑に進めるためにどのような体型を目指せば良いのか?ということを意識して考えるようにしてみましょう。