こんにちは。
横浜市鶴見区で不妊治療を専門とした鍼灸院を開いております羅針堂鍼灸整体院の佐藤です。
年々、高齢出産が増加しており、その影響で不妊症になる方も増えています。
実は生理が来ているからといって安心はできないということです。
その理由としては、排卵が終わっていたとしても卵の周囲の細胞が10年ほどホルモンをつくり続けるので、排卵がなくても生理が来続けるのです。
大体、閉経するのが50代前半なので、その10年前の40代前半から排卵がなくなり生理だけきている可能性もあるということです。
もちろん、個人差もありますので45歳前後で妊娠して出産する方もいますが、もし40代で妊活をしていて生理は来ているけど何の検査もしておらず、タイミング法のみで頑張っているとしたら1度排卵をしているかどうかの検査をしてみると良いかもしれません。
確かに、医療の発達やアンチエイジングで見た目は凄く若い状態になっていますが、卵巣の寿命は大きく変わらず大体45歳くらいまでが健全な卵を維持出来る限界となっているのです。
また、医療の発達で35歳以降も普通に出産しているように見えますし、芸能人の方々も40歳間近で出産をしたなどの報告があるのですが、実際は35歳以降の方々の妊活は様々な努力が必要になってきますので金銭面、生活面ともに大変になってきます。
食事や排卵誘発剤やピルなどの影響でもしかしたら30代でも排卵が終わってしまっている方もいるかもしれません。
高齢での妊活をするのであれば、まずはかかりつけの病院を探して検査をしてもらい必要に応じて体質改善やタイミング法に加えて、体外受精などの高度生殖医療を取り入れるなどの検討をするようにしましょう。
排卵が来ていないのにお金ばかり掛けてしまっている可能性もあるということを考慮して、まずは妊娠出来る身体なのかということをたしかめて、それから少しでも妊娠の確率を上げる選択肢をしていただければと思います。
1人でも多くの方が充実した妊活を送り、子宝に恵まれることを祈っております。