なかなか思うように赤ちゃんを授かれず悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
妊活したいけど旦那さんが協力的でない人も多く、どうしても女性1人で乗り越えなくてはいけない部分も多くなってしまい妊活は精神的にも肉体的にも大変です。そんな妊活の方法にもさまざまなものがありますが「葉酸」は積極的に取っていますか?
妊娠中だけでなく実は妊活中にも積極的に葉酸をとることが大切なのです。
そもそも葉酸ってなに?
葉酸とは水溶性のビタミンB郡に分類され、人間の体を正常に働かせる為にはなくてはならない存在です。葉酸は他の栄養素を潤滑させる効果もあり、赤血球の合成やアミノ酸の生成や吸収を促すこと、皮膚の粘膜を正常に保つ効果や遺伝物質であるDNAを合成する為に必要な栄養素です。
成人女性で1日あたりに必要な量は200μgだとされ、現代人は食生活の偏りなどの影響で葉酸不足の人が増えているといいます。インスタント食品やコンビニ食がメインとなってしまい、喫煙やアルコールで破壊されてしまうなど実は葉酸不足が深刻です。
葉酸が不足するとめまいや悪性の貧血などは起こり、女性の場合は積極的に取るべき栄養素になるのです。葉酸が不足すると心臓発作の可能性も急激に上がると考えられています。
妊活中に葉酸をとるメリットは?
妊娠前から葉酸を積極的にとることで、赤ちゃんを妊娠した時に葉酸が不足してしまうことで起きる「流産」や「死産」などのリスクを軽減してくれるといわれています。大抵の女性が妊娠に気付くのは生理が遅れてからですよね。妊娠2~3ヶ月頃に気付いてもその時点で葉酸が不足していると胎児の成長に影響が出てしまうこともあるのです。
特に妊娠初期(4ヶ月迄)は胎児の細胞の発達が目まぐるしく変化する時期でもあり、この時期に葉酸を充分に摂取していることで「神経管閉鎖障害の発症リスク」を減らすことができるのです。
誰だってせっかく授かったかわいい我が子には健康に生まれて欲しいと思うものですよね。それでも実際に生涯を持って生まれてしまうこともあり、絶対とは言いきれません。そういった赤ちゃんの成長のリスクを軽減する為にも葉酸は妊活をしている段階から摂取していると妊娠初期の段階でも「早くからとっておけばよかった」なんて後悔することもなくなります。葉酸はサプリメントでも充分とれます。これから授かる赤ちゃんの為にも余計な添加物の入っていないものを選び続けるようにしましょうね。