鍼灸でよく使われる三陰交の効果とは?

鍼灸でよく使われる三陰交の効果とは?

喜ぶ女性

女性必見の別名、女性のツボがあります。

鍼灸について詳しく知りたい方はこちら

さて、今回は鍼灸でよく用いられえることが多い三陰交についてのお話です。
ツボに少しでも詳しい方は三陰交と聞けば分かるくらいとてもメジャーなツボです。
私も鍼灸で良く使うのですが、セルフケアでも知っておくととてもためになるツボですので今回ご紹介したいと思います。

まず三陰交の場所は内くるぶしの少し上にあります。
内くるぶしから指4本分のところで、骨の際にあります。
ここを押すと痛いという方も少なくないのでは?
三陰交のツボ

足にあるので自分で押すこともできますし、お灸を行うことも簡単です。
さらに、脾経と呼ばれるツボのラインに属していますので、そのまま骨に沿って上にマッサージすることで経絡のマッサージになります。

三陰交は女性の三里と言われ、女性の健康促進・特有の症状への効果が期待できます。
このツボには経絡(陰経)が3つ交差していることこの名がつけられており、様々な効果を期待できるツボになります。

この三陰交の効果効能をご紹介していきたいと思います。

 

①生理痛・冷えに効果あり!

女性に対する効果と言えば生理痛や身体の冷えになります。
生理痛は血流不足や気の不足で起こることが多く、痛みで薬を飲んでいる方も多い症状です。
三陰交は足やお腹の血流促進を促し、気を通すことで生理痛を楽にしてくれます。
不妊治療にも冷えやお腹の硬さを取る際に使われることが多く、セルフケアでもお灸やツボ押しを勧めています。

 

②下痢・消化不足を助ける!

三陰交が属する足の太陰脾経は消化を助ける効果が期待できる経絡です。
特に、お腹が冷えることで起こる下痢に対し温めることで改善していきます。
胃に関するツボと組み合わせることで消化吸収も良くしてくれるので、ストレスや夏バテで食欲がないという方にもオススメです。

 

③頭痛の辛さを軽減してくれる!

片頭痛や緊張型の頭痛は身体の血流が悪いことで起こることがあります。
特に足だけ冷えて顔や頭が火照る「上熱下寒」という症状が起きている方は頭痛も起きやすくなります。
三陰交は足への血流を促進させる働きがあるので、身体のバランスを改善させ頭痛を楽にしてくれます。

 

④神経痛や足の痛みを楽にする!

三陰交の付近には足の痛みが出やすい神経が走っています。
坐骨神経痛や腰椎ヘルニアで足の内側に痛みが出ることが多く、三陰交に鍼灸をおこなうことで痛みを軽減していきます。
さらに、スポーツを行う人に多く発症するシンスプリントにもこのツボは効果的で、硬くなった筋肉に鍼灸をおこなうことで症状を楽にしてくれます。

 

いかがだったでしょうか?
これら以外にも三陰交の効果はありますが、鍼灸で行う際の代表的な効果を紹介しました。

場所さえ覚えてしまえば自分で刺激を加えることができますのでセルフケアに応用してみてください。
上記の症状が気になるようでしたら一度鍼灸をお試しください。

 

ブログ著者:副院長 高瀬由秀
腰痛・ヘルニア・不妊症専門の羅針堂鍼灸整体院
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