妊娠を希望している女性や、妊活している女性にとって子宮はとても大切な存在です。
そんな子宮も実は老化することを知っていますか?顔などの外見のように目に見える変化ではないのでどうしても見逃してしまいがちなのですが、実はこの子宮の老化が妊娠の確率を下げてしまうことや、妊娠後のトラブルの原因となることがあるのです。
子宮の老化ってなに?
子宮も他の体の部位と同じように日々老化が進んでいます。日頃から何気ない症状のなかにも実は老化の症状としてのシグナルが現れている場合もあるのです。例えば月経の量がいきなり多くなった・生理痛がひどく日常生活に支障をきたす・生理不順なども実は子宮の老化が原因かもしれません。子宮の老化が進むと便秘の症状が悪化することもあり、何気ないことにも老化が隠れていることがわかりますね。
子宮の老化の原因は?
子宮の老化の原因には様々なものが考えられます。もちろん「加齢」によるものは誰にも避けて通ることはできません。その為子宮の老化が進みにくい20代や30代前半の妊娠が適齢期としています。子宮の老化の原因となるのは他にも「生活習慣の乱れ」「食生活」「ストレス」などの要因が積み重なり、老化が進行してしまいます。特に出産経験がない女性は毎月の生理にお休みがないので常に子宮を酷使していることになり、子宮の老化を早めているともいわれているのです。妊娠している間は当たり前のことですが月経がないので、子宮のお休み期間にもなっているのです。
子宮の老化を防ぐ為には?
子宮の老化を防ぐためにはまずは「生活習慣」の見直しからはじめてみましょう。夜更かしはせず、質の良い睡眠を心がけることや添加物だらけの食生活を見直し、有機野菜など体にいいものを取るようにするのも一つの方法です。適度な運動や夜はシャワーだけでなく湯船に使って体を芯から温めるなども子宮をいたわることに繋がります。子宮の老化を防ぐことは妊娠した後にも重要な意味を持ちますので、決して甘く見ないほうがいいでしょう。
子宮の老化といわれるとなんだか不安な気持ちになってしまうかもしれません。でも実際は女性の場合誰でも起きていることです。その為子宮をいたわり大切にしてあげること、ちょっとした症状のシグナルを見逃さないようにすることが健康の近道になります。妊娠しやすい体を手に入れる為にも子宮の老化は決して他人事だと思わずに、今すぐ生活習慣を見直してみてくださいね。