こんにちは。
横浜市鶴見区で不妊鍼灸を専門とした羅針堂鍼灸整体院の高瀬です。
今回は子宮内膜が薄く2人目がなかなか妊娠できずに当鍼灸院の施術を受けに来た方のストーリーとなっております。
子宮内膜の厚さと妊娠率は大きく関係あり、6ミリ以下の厚さだと通常の10%妊娠率が下がると言われています。
自然妊娠でも人工授精・体外受精でも子宮内膜の厚さは大きく関係し妊活をしている方なら当然調べている数字となります。
鍼灸治療は周りに勧められて来たとおっしゃっていました。
子宮内膜6ミリまでしかいかない!鍼灸で体質改善
生理周期の関係で子宮内膜は厚さが変化しますが、この女性は高温期になっても6ミリに達しなかったそうです。
病院の先生にはこの厚さでは妊娠が難しいと言われ薬で厚くする方法をとっていました。
元々、体が冷えやすく特に足の冷えは年中感じていたようで、自分でも冷えているなと思っていたそうです。
また、1年前から仕事の部署が変わりストレスを感じ多く感じていたとのことでした。
1人目を出産した後に流産もしておりメンタル的にも落ち込んでいた様子でした。
触診ではお腹が冷え固まっていたので血流が悪いなと感じ、背中や肩もガチガチだったので自律神経の乱れも起こしている状態でした。
鍼とお灸を使ってお腹への血流を良くし、背中を緩めることで自律神経を整えてリラックスできる体作りをしていきました。
週に1回の鍼灸で6ミリ→9ミリに!
血流が回復し基礎体温が0.2°以上高まったので病院で内膜の検査を勧めました。
検査の結果は9ミリに回復し妊娠しやすくなったと病院の先生に言われてとても喜んでおりました。
内膜は血流だけでなくホルモンバランスの関係もありますので、鍼灸によってリラックスできる体になったのも良い方向に導けた要因かと思います。
鍼灸を始めて5カ月目で妊娠
内膜が厚くなってから数ヵ月で自然妊娠によってご懐妊されました。
2人目がなかなかできない状況が続いていたのでとても喜んでおられました。
妊娠報告を受けた際には涙を流しながら私に話してくれたのがとても印象に残っています。
私も鍼灸での体質改善によって妊娠された初めての患者様だったので喜びもひとしおでした。
血流と子宮内膜の重要性を感じた症例となりとても勉強になりました。
この方のおかげで不妊鍼灸の素晴らしさを今でも感じられています。
鍼灸で体質を変えることはとても大切です。
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